さて今日は、夏のウェアのご紹介。
今年、僕が個人的に購入したショーツはコレ!
Q36.5 ビブショーツ L1 30,888円(税込み)
今年日本に上陸し、むちゃくちゃ注目されているブランド、Q36.5のビブショーツ。
夏のウェア、もっとも重要なアイテムは、やっぱりショーツですよね。
特に「超高品質」がウリのこのブランド、ショーツの機能性は気になるところ。
さて、どんなん?
ルックスは超シンプル。真っ黒。
裾にちらりと見えるグリッパー(滑り止め)のグリーンと、ちっちゃなイタリアンフラッグがおしゃれです。
パネルの数は最小限に抑えられていますね。
近年のショーツでは、高グレードなものほどパネルを増やして適材適所に生地を使用するものが多いのですが、この商品では考え方が違っているようです。
ASSOSも今年の新モデルから、パネルを大幅に減らしてきています。
同じフィロソフィーなのでしょうか?
縫い目を少なくすることにより快適性を上げ、空気抵抗も低減。
部位によって糸を編む密度を変え、ペダリングをサポートしてくれるのだとか。
それはメーカーからの情報ですが、今日は実際に使ってみた感想を。
まず手触りは、すこしガサガサした感じ。
身長174cmで体重61kgの僕、ASSOSでもPISSEIでもMサイズを使用しているので、今回もMサイズを購入。
実際に履いてみると、上記した生地のガサガサ感は感じません。
ただ、すこしきつい感じ。
ワンサイズ大きいものの方がいいのかな?とも迷ったのですが、以前に代理店さんより
「生地の密度が高いので、10回ほど洗濯を繰り返すうちに心地よさが向上します」
とアナウンスを受けていたのを信用し、Mサイズで行くことに。
さあ、実際に走ってみよう。
漕ぎ始めて驚き。
絶妙なコンプレッション感で脚を回しやすい。というか、回させられる感?
パッドは厚すぎず薄すぎず、ペダリングの邪魔をしません。
サスペンダーも柔らかく、気持ちいい。
とにかく、ペダリングしやすい、ケイデンスを上げやすい、パワーをかけやすい。
いわゆる厚くて柔らかいパッドではないのですが、前の方(会陰部)のソフト感は不思議。
また、上記したグリーンのグリッパーも気持ちいい。
シリコンを使用していないので、汗もたまらないし皮膚の弱い方にも安心ですね。
100kmほどのライドを気持ちよく終えました。
とても軽いのも特徴ですね。
そして2回目の使用。
一度洗濯して、感触がどう変わるのかな?
うん、確かにキツい感じは無いな。
初めてのときより少し馴染んだ感じ。
気持ちよさが増しました。
ペダリングのしやすさはそのままですね。
その後、洗濯を繰り返しながら6回ほど使用。
生地もだいぶ馴染んできたようですが、4回目あたりで馴染みが出きったのか、変化はなくなってきました。
むちゃくちゃフィットしていますが程よいコンプレッション感で、何度も言いますがペダリングがしやすい、グイグイと漕ぎやすい、漕がされる、といった感じ。
僕の感想としては、コンフォート系、ロングライド向け、というのではなく、パフォーマンスを引き出してくれるレース向けのショーツ。
もちろんペダリングしやすく、疲労も低減できるのでロングライドにも充分使えるとは思うのですが、特にクリテリウムやヒルクライムに使っていただくと威力を発揮できるのでは?
また、このQ36.5からは、ジャージ、ソックス、グローブなども入荷しています。
もちろんどれも超高品質。
夏ライドのお供に、ぜひご検討ください。