ここのところ、手組ホイールのご依頼を多くいただいております。
ロードバイク用ホイールといえば、完組が一般的ですが、手組ホイールもまだまだ人気。
いや、むしろ一時期に比べると、手組のものを使用する方が増えてきているかもしれません。
ハブ、リム、スポーク、ニップル等、使用するパーツのメーカー、種類はもちろん、スポークの本数、太さ、組み方、スポークテンションなどなど、ユーザーニーズに細かく対応できるのが魅力ですね。
今週、なかなかバランスの良いホイールをご提案して組ませていただいたのですが、同じものをついでにもう1セット、店頭在庫用に組んでみました。
リム : DT SWISS RR585
ハブ : TNI エボリューション(シマノ11S対応)
スポーク : DT SWISS コンペティション 2.0-1.8-2.0
ニップル : DT SWISS アルミニップル
スポーク本数は前後とも28本、フロントはラジアル組、リアはタンジェント組。
30mmのセミエアロリム(名称通り585g)を使用しておりますので、重量はフロント840g、リア1015gと、特に軽くはありませんが、剛性、精度が高く、良く進むホイール。
想定としては、そこそこ速度を上げたツーリングやロングライド、トレーニングなどに幅広く使えるよう、パーツをチョイスしています。
気持ちよく走ってもらえると思いますよ!
で、このホイールの価格が前後で49,000円(クイックレバー、リムテープは付属しません)。
そう、手組ホイールって、けっこうお安く組めるんです。
ホイールの購入をご検討中のみなさま、完組ホイールも良いけれど、手組という選択肢もお忘れなく!