オーダーいただいていたCHERUBIMのフレームが一気に3本届き、立て続けに組み上げて納車させていただきました。
というシリーズの第3話(最終回)でございます。
なんとか1月中に書き上げられてよかったっす!
CHERUBIM Racer Disc
ロングライドが大好きで、最近はブルベに挑戦。今まさにブルベにハマろうとしているお客様からオーダーをいただいたディスクロード。
むちゃくちゃカッコいいぢゃないですか!
カーボンのロードバイクでライドを楽しみながら、実は密かにCHERUBIMフレームのオーダーを考えていたという今回のオーナーさま。
「しっかり走ってしっかり止まるディスクロードが欲しい!」
ということで、レーシーな走りにも対応するRacerというモデルをディスクブレーキ仕様でオーダーいただいておりました。
現在、ポジションがほぼ固まっているため、お乗りのバイクの各寸法を慎重に計測し、同じポジションを取った際に最適なバランスとなるようにジオメトリーを出してもらいました。
決まってしまえば後はビルダーさんにお任せ!
よろしくおねがいします!
フレームの完成を待つ間にパーツ、カラーを決めていきます。
グループセット(コンポーネント)はSHIMANO ULTEGRAの油圧ディスクブレーキ。
ホイールもSHIMANOの完組のものにすんなりと決定。
今までもSHIMANOホイールにIRCのタイヤという組み合わせでロードチューブレスを愛用していて信用しているオーナーさま、今回も安心の組み合わせで決定です。
さてカラーはどうしましょうかね?
考えるうちにだんだんイメージが固まってきた模様。
メインカラーは群青色でゴールドの差し色で。。。
群青といってもいろいろあるよね。
塗装屋さんにしっかりと伝えるためには明確なサンプルが必要。
whooの店内でコーヒーを飲みながら
「うーん。。。」
と悩んでいたその時
「あ、こんな感じ!」
と見つけたのが、whooの作業場に転がっていたコレ。
こんな色っ!
OK、これは明確なカラーサンプルになりうるでしょう!
そして2019年に入ってすぐ、ついにキター!
ジャカジャーン!
スプレー缶と、基本は同じ色。
でも、スプレーよりもさらに深みがあるいい色です!
むっちゃイイカンジですなー。
今回は700x28cのタイヤを使いました。
タイヤクリアランスもかなり余裕を持って取ってあるので、結構太いタイヤも使えそう。
このオーナーさんが普段はどのエリアを走っているのか気になるんですか?
いえ、それはナイショです。
群青色に金箔のゴールド。
イメージはちょっとだけ「和」
あとは組み付け。ここは僕の出番。
いいバイクを組ませてもらうのって本当に楽しい。
役得ですな。
ブレーキホースはフレーム内装
今までお乗りのバイクのポジションを再現してしっかりと組み上げ、本日お渡しとなりました。
長いことかかりましたが、おつきあいありがとうございました。
これからこのバイクといろんな景色を見に行くんですね!
ずーっと大切に乗ってくださいね!
さて、CHERUBIMのディスクロードバイクご紹介コーナーの最終回でした。
いずれもスルーアクスルにフラットマウントディスクブレーキのケルビムバイクですが、出来上がりは本当に三者三様なのが面白いところですね。
このような感じで、自分に必要な機能や自分に合うポジションなどを「作ってもらう」のがカスタムオーダー。
自分の用途、体格に合うものをメーカーのラインナップの中から「選ぶ」のがメーカー車。
基本的なところが違いますね。
自転車に乗りながら漠然と考えている「おもろいこと」や諦めていた「不快なこと」など、もしかしたらカスタムオーダーで解決することができるかもしれません。
ぜひ一度ご相談くださいな!