さ、フィンランドライドブログもいよいよ大詰め。
5月5日のファイナルライドの日記ですよ!
この日も朝から快晴。
しかも、天気予報によると最高気温は17度とか18度とか。
日本から持ってきたジャケットでは暑すぎかな?
ちなみに僕が持参したのは、真冬用ジャケットとアーリーウィンター用ジャケット。
寒いんだろうなー、と思っていたもので。
結局、真冬用のものは一度も着ることなく、ただの荷物の緩衝材となりました。
ということで、昨日Toni & Toniさんで購入したトニトニジャージを着てのライド。
今日のライドは一人ですよ!
出発前に地図などで調べていて、Espooの街の北にあるNoux nationalparkというエリアに僕のアンテナがビンビンと反応。
ここ、やばいかも。。。
行ってみるしかないでしょ。
しかし、ヘルシンキからEspooへの道は、普通に向かったのではあまり楽しそうな匂いがしない。
ちょっと遠回りしてみよう~っと。
まずはヘルシンキから、海沿いを西へ。
海沿いの道はとてもいい気持ち。
小さな港や松林の海岸など、潮の香りをかぎながらののんびりライド。
途中のKIOSK(こっちではKioski)でランチを購入。
クロワッサン1ユーロ、シナモンロールも1ユーロ。
コーヒーも買って早めのランチ。
さらに北上してEspooの街の横をかすめ、今日の目的地の Noux nationalparkへ向かう。
しばらくはこんな舗装路。
右側を走るのもだいぶ慣れてきたかな?
でもなんだか左手でご飯食べてるような、ちょっとした違和感w
いきなり舗装路が終わる。
Noux nationalparkはここからやな?(多分)
ここ、National parkなのですが、要するにでっかい森。
ほんと、馬鹿でかい森。
森の中には無数の林道。
興奮度の高い森の道。
この森の中の道に今日のコースを引いてみた僕。
本当に走って通過できるのかどうかわからないというのも興奮ですね。
だって外国なんだもんw
道幅が狭まり、森の中の粗めの砂利道を突き進む。
この辺の雰囲気、最高にスキ!
山はないけど、小さなアップダウンを繰り返す。
うん入ってみよう。
ダメなら引き返せばいいじゃないか。
それが繋がってしまう奇跡。
森を抜けると、どーんと開けた草原。
ここは何の場所?
とりあえず一休み。
すると背後にイヤな気配。
振り向くとそこには、、、
だいぶ気温が上がってきて、ひなたでは暑いくらい。
しかし湿気はなく、さらりとしていい気持ち。
この辺で、北へ向いていた進路をぐるりと南へ向ける。
その先は少し広い細かな砂利道。
こんな道、京都には無いなー。
やばい、やばい。。。
テンションマックス。
本当に美しい国。
森、湖、リス、鹿、キツツキ
でっかい森から出てEspooの街。
そこからヘルシンキへ帰る道、この道で間違いないと思うんやけど、ちょっと不安。
そんな時に通りがかった、Cannondaleのロードバイクにのった紳士的ライダーに声をかけてみる。
「Excuse me?」
とても親切な人でした!
その方もヘルシンキ方面へ向かっているそうで、市街地入り口まで案内してくれることに!
道中いろんな話をしながら。
日本には行ったことないけど興味があるそうです。
自転車でのヒルクライムが好きだけど、フィンランドには山がないから山の多い日本は羨ましいなー、と言ってはりました。
「日本ではレースにも出てるの?」
「いや、あまり。 ヒルクライムレースに時々出るくらい」
「Wow! ヒルクライム!どれくらい登るの?」
「うーん、1,000メートルちょいかな?」
「すごい! COOL!」
京都も知ってはるみたいですよ!
ちょっとうれしいw
「あとはこっちにずーっといったら市街地に出られるよ!」
と教えてもらい、STRAVAでフォローしあって
「次にフィンランドに来る時は連絡ちょうだい!一緒に走ろうね」
と約束してお別れ。
本当にありがとうございました!
助かったし、出会えてうれしかったです。
Thank you so much Esko!
Very nice to meet you.
この日のライドは112kmで1,178mアップ。
山がないのに1,100メートル越えw
やっぱり細かなアップダウンは脚にクル!
ああ、もう終わってしまった。
フィンランドでのライド距離は300kmちょっと。
やっぱり自分のバイクを持って行ってよかったなー、とつくづく思うわけです。