ちょっとしたワケありで、あまり自転車に乗れていないこの秋。
体力急降下中の僕ですが、ぼちぼち再開しております。
昨日の休業日は久しぶりにいい天気になりそうな予報。
仲間たちとのライドを企画。
昨年6月の岐阜ライドから戻り、その日のコース地図を眺めていたときに見つけた、楽しげなスポット。
そのうち機会を作ってチャレンジしたいなー、と思うこと一年半近く。
よし、あそこに行ってみましょう!
昨年は京都から自走で行ったけど、今回は輪行で。
早朝の京都駅に集合し、琵琶湖線に乗り込んで彦根まで。
彦根駅をスタートし、伊吹山を大きくぐるりと一回り、なコース。
Around Ibuki ?
イブイチ?
しかしながら心配なのは僕の体力がどこまでもつのか。
と、先週末の台風の影響。
京都近郊の山間部の道は軒並み大きなダメージを受けて通行止の箇所も多数。
滋賀、岐阜の方はいかがなものか。
ネットで調べた情報では、それほど大きな問題はなさそう。
しかし、情報が出てないだけで本当はやばいんじゃないの?
と勘ぐってしまうのも、先日京都近郊の山道のダメージを目の当たりにした僕たちですから仕方のないこと。
まあ、もし無理なら観光ポタリングに変更すりゃいいさ。
彦根駅に集合したのは、Takao氏、Joshua、ツッピー、僕。
朝7時、冒険ライドの始まり。
まずは地元、滋賀在住のツッピーの案内で。
彦根から米原、そして伊吹山を眺めながら北上し、山道へ突入。
今のところ通行止などの標識は一切なし。
あれ、いけちゃう?
僕にとっては初めての国見峠への林道。
斜度は緩め、車はほとんどゼロの走りやすい道。
路面には砂利が多く、山から滲み出た水で川のようになっているところも多いものの、特に問題なく楽しいクライム。
標高差560m以上の大きめの峠ながら、のんびりと気持ちよく登頂。
天気良く、景色は最高!
山の上の方は紅葉も始まってきていますよ!
この峠から先は岐阜県。
暑いくらいの日差しですが、さすがに長い下りは寒いのでウィンドジャケットを羽織って揖斐川町へ降る。
昨年のライドで黒猫がいたところを通り、さらに下っていく。
さあ、今回の目的地に着いたぞ。
と思ってからがなかなかの試練。
茶畑の中の斜度のある坂を登る。
思っていたよりずっと長い。
運動不足で体力低下の著しい僕にとっては、結構な登り。
で、自転車を止めてトレイルを20分歩いて登った先。
ここにきてみたかったんです!
なかなかのマチュピチュ感。
もちろんマチュピチュに行ったことはありませんけどね。
しばし景色を眺める。
ぼーっと。
ああ、来てよかったなー。
お土産に三年番茶を購入。
三年間育てて伸ばし、高~くなったお茶の木を根元付近から切って作っているんだそうです。
体にも良さげ。
マチュピチュに別れを告げて再びライド開始。
池田市方面へ下り、霞間ケ溪経由で池田温泉へ。
池田温泉の道の駅でランチ。
なかなか楽しい道の駅ですね!
うどんを食べ、おやつは黒ごまソフトクリーム。
さて、もう一個でっかい山に登りますか。
道の駅を出てすぐに登り。
距離が約9kmで標高800m以上登る、池田山へのクライム。
「マチュピチュが今日のメイン」とは言いつつも、大きな山登りが本当の意味でのメインディッシュになってしまうのが山好き自転車乗り。
しかし、気持ちはぐんぐん進むのに、自転車はなかなか前に進まない。
身体の鈍りまくった僕にとっては苦行のような時間。
それでも最後までそれなりに頑張れるのは、もともとキライじゃないから。
いや、登らないと帰れないから。
景色はいいが、正直それどころではない。
まだか
まだか
山頂はまだか。。。
ヘロッヘロになって登頂。
ふぅ、やっと終わった。。。
そこからしばらくアップダウンの交互に訪れる道を走る。
しかしこの辺も台風の影響はほとんどなし。
うーん、不思議だ。
最後は関ヶ原まで長~い坂を下って、本日の山パートは終了。
残すは彦根までの25kmの平地区間のみ。
ここで再びツッピートレイン。
なかなかいいペースで引いてもらい、彦根駅に到着したのが16:30くらい。
さて、自転車をパッキングしてお楽しみの時間へ。
と輪行の準備をしていると、
「Hey~☆」
と近づいてくる怪しい外国人w
わおNigel!
本当に偶然通りかかった、お友達のNigel。
まさか彦根で会うなんて!
ということで
もちろんNigelも強制連行で、5人で乾杯。
ああ、たまらん旨い!
ライドの後の一杯は最高。
いい一日。
大好きな仲間たちと楽しいライドは本当にいいね!
ただ、予想以上の身体の鈍り具合に愕然としたのも事実。
ぼちぼち走ってぼちぼち戻していきたいですね。