このブログではあけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。
昨年の最後に、なかなかすごい自転車を納車させていただいたのです。
年末のバタバタでブログも書けず年を越してしまったのですが、ここでご紹介させていただきたいなと。
じゃーん!
さて、どこからご紹介するべきか。。。
すごすぎて。
うーむ。
まずはフレームですよね。
このフレームはCHERUBIMのステンレスフレーム、SUPER LEGGERA ステンレス。
軽くて剛性があり、バネ感も最高なんです。
ジオメトリーはもちろんオーナーさんの体型、乗り方に合わせたスペシャルメイド。
そしてルックスにもこだわりぬきました。
サビに強いステンレスフレームですから、スレンレスの生地も見せたい。
しかしそれだけではちょっとね。。。
ということで、オーナーさんと相談しながら、こんなイラストを描いてみました。
斜線部分がステンレスの生地出しね。
ほかにもあれやこれやと注文を。
それに対してケルビムさんから、このようなカラーリングイメージが到着。
うーん、いいんじゃないですかー?
これでお願いしましょう!
実はこの形に決定するまでに、何度かやり取りを重ねてイメージ図を作り直してもらっているんです。
ちなみに、現在CHERUBIMのオーダーではこのようなカラーリングイメージ図を使用してカラーを決めていきます。
最終的にはこれをオーダーシートとして塗装屋さんに渡して塗装してもらいます。
仕上がりがイメージしやすくていいですよね!
で完成して届いたフレームがコレ。
むちゃくちゃカッコイイやんか!
届いたフレームの箱は、オーナーさんと一緒に開封の儀。
二人して
「やべー!」
「やべー!」
と、いい歳したおっさんふたり、興奮気味の開封。
で、フレームが届いてすぐに流れてきたのが、このコンポーネントの発売のニュース。
ROTOR UNO!
油圧シフトシステムを採用した全く新しいコンポーネント。
ブレーキももちろん油圧ですよ!
このタイミング、まさに神の思し召しなのか?
とばかりに、このUNOの採用を決定!
しかし、フレームをオーダーした時点ではUNOで組む予定はなく、フレームの仕様もUNOに対応させていませんでした。
まさかこんなタイミングでリリースされるとは思ってませんでしたからね。
UNOのハイドロリックホースを、すこしでも美しく取り回したい!
という思いから、頭をひねってオーナーさんと二人してフレームの加工。
届いたばかりのフレームをヤスリで削るところから始まったこの組み付け作業。
とても緊張、しかし楽しかった!
さて、下準備も完了し、僕にとって初めてのROTOR UNOの組み付け。
そりゃ初めてですよ。
発売されたばかりですもん。
先日のテクニカルセミナーで教わったとはいえ、緊張しっぱなし。
ハイドロリックホースなどのスモールパーツも国内未入荷なので、失敗するわけにはいきません。
(てか、それくらい用意しといてよ、代理店さん!)
開店前に早出して、毎日少しずつ作業を進めること数日。
いやあ、初めての作業は本当に楽しかった!
ホイールはCHRIS KING R45ハブにENVE SESリムを使用したwhooの手組み。
サドルはselle ITALIAの新作、SP-01 TEKNO SUPERFLOW。
cinelliのRAM3ハンドルもヤバすぎ。
ちょっと凄すぎるバイク。
そして、なんとかかんとかしっかりと組み上げて、昨年内にお渡しすることができたのです。
一年の最後にこんなすごい自転車を組ませていただき、本当に感謝です。
年末に早速180kmのシェイクダウンライドをメイクしたオーナーさんから興奮気味のメッセージ到着。
「軽く回しても気持ちいいし、重いギアで踏み込むとめちゃ進む」
「50km/hオーバーでも安定感がすごくてワラけます」
「変速もバチバチ気持ちよく決まる」
「めっちゃええわー!」
いやあ、よかった。
初めてのコンポ、良い筈とわかっていても、気になるんですよね。
こんなに喜んでもらえて本当に嬉しい☆
本当にありがとうございました。
といったわけで、whooの2017年を締めくくるwhoo的バイクのご紹介でした。
whooが2006年のオープン以来ずっとオススメしているカスタムオーダーメイドフレーム、CHERUBIM。
昨年は特にたくさんのオーダーをいただきまして、本当に嬉しい限り。
既製品とは一味違う、フレームのカスタムオーダーの楽しさが広まってきたことを実感しています。
また、この新しいコンポーネント、ROTOR UNOもwhooでは大プッシュしていきますよ。
従来のワイヤー引きシフトから電動式へと変化してきたシフティングシステム。
そこに現れた油圧式シフトシステム。
なんで油圧やねん!
いやいや、おもろいやんけ。
という遊び心溢れる大人にこそオススメしたいのがこのUNO。
国内ではまだほとんど誰も使っていないっていうのもくすぐりますよね!
2018年もどうぞよろしくお願いいたします。