いまさらですが、先週のライドの日記を書いてみます。
もともとブログに書くつもりはなかったんですが、あの日に見た景色とか感じたこととか、ずっと心の中に残ってるんですよね。
あとからじわじわくるライドってやつ?
といっても、皆さんが期待するようなエピックなライドではなく、ただの昼までのショートライドなんですが。
先週の水曜日、店は休業日。
午後はヤボ用があるので、昼過ぎまでには戻らなきゃ。
行き先決めずにとりあえずGo。
まずは川沿いのサイクリングロードを南へ。
サイクリングロードから始めるライド、最近ナニゲに自分の中で流行ってます。
山城大橋でドロップして川を渡り、コンビニで朝食。
さて、どこ行きましょ?
そうだ、一度しか登ったことのない万灯呂山に登ろう。
万灯呂山への道を登り始めてすぐに分岐がある。
この分岐を道なりに右に行くと万灯呂山の展望台方面。
左は?
標識にはナントカの滝って書かれている。
そういえば、趣味のGoogle map鑑賞で見たことがあるぞ。
こっちから大正池に登れるはずや。
スマホのアプリで確認。
間違いなさそう。
万灯呂山はヤメや。
こっちへ行こう。
そこからすぐに舗装は終わり、砂利の道。
ええぞ、ええぞ。
こちとら、なんてったってGRAVEL KING SKの26cを履いとるのじゃい!
これがナントカの滝??
いい感じのグラベル道。
斜度の緩い砂利道を登り続ける。
めまぐるしく変わる景色も楽しい。
なんども立ち止まって撮影タイム。
いい感じのまま、ずいぶん登れた。
スマホで現在地を確認。
お、もうすぐ大正池。
これはいい道みーっけた!
と思っているところに現れた分岐。
右のダブルトラックを進めば大正池で間違いなさそう。
左のシングルトラックは?
うーむ。
4秒悩んで左へ。
行き先がわかってしまったら興味も失せるというもの。
どこに出るかわからないって、最高の刺激でしょ。
「どこに出るかわからない」
と書きましたが、実は僕の中には予想(希望的観測)がありました。
方角的に、宇治田原に抜けられるのではないかと。
山城大橋から宇治田原へ抜ける道といえば、一番普通なのが国道307号。
車で移動するならこれが一般的。
あと、自転車乗り的には大正池〜和束〜犬打峠ルートがメジャーですね。
この時の僕の脳内にあったのは、その間の第三のルート。
307も、大正池も、和束も、犬打峠も通らずに山城大橋から宇治田原へ。
いけるはず!
シンブルトラックに入ってしばらくは上品な?トレイル。
26cのセミノブタイヤで十分走れる感じ。
言い忘れましたが、さっき分岐でタイヤの空気圧を少し下げています。
倒木やドロップオフでは無理せず降りて担ぎ。
GIROのTerraduroは最高の冒険シューズ
少し進むと斜度が急になり、路面も荒く。
ここは迷わず押し上げ、担ぎ上げ。
だいぶ登って尾根道に合流。
登山者用の標識あり。
左はナントカ山、右は大正池。
うーむ、方角的にはまっすぐ進みたいところ。
しかしまっすぐ行く道はない。(谷底だ)
そして気づく。
時間がない。
あまりモタモタしてたら、昼に帰れない!
えい!
右へ進む。
最悪でも大正池に出られるさ。
尾根道は乗ったり担いだり。
担ぐ方が多いかな。
また分岐。
まっすぐ行く道と左へ行く道。
標識は、まっすぐ行けば大正池、左は???
何も書かれていないw
しかも左は激下り。
僕の行きたい宇治田原は方角的には左。
でも、もし左へ下って行き止まりだったりしたらアウト。
この激下りを再び担ぎ上げて大正池に回ったら、間違いなく昼には帰れない。
6秒悩んで左を選択し、自転車を担いで激坂を降る僕。
自分の勘を信じろ。
激坂は階段になる。
写真では伝わらない、ものすごく急な簡易階段。
崩れ落ちないか確認しつつ、一段ずつ慎重にくだる。
階段が終わると、こんな道。
粗く深い砂利。
もちろんここも、自転車は担いで下る。
ヤッホー!
で、ようやく乗れる道に出た。
久しぶりに自転車に乗った気分w
細かい砂利、程よい斜度の下り。
で、山から脱出してひさびさの舗装路。
ここは一体どこだ?
わお、見覚えある。
宇治田原!
犬打峠から下ってきたところの神社!
狙いどおり☆
誰かに教えてあげよう。
でも一体、だれがこの道を使うというのだろう。
ま、
「307も、大正池も、和束も、犬打峠も通らずに山城大橋から宇治田原へ」
という目標は達成できたので自己満足レベルは高いライドだったことは間違いなく。
こんな僕はサイクリングよりも山歩きの方が向いているのでしょうか?
最後に新タマネギをゲットして、お昼に家に帰れましたよ!
という、どうでもいいような話