whooのフィンランド日記、終わりと見せかけて番外編です。
ここでは、ヘルシンキ市街地中心部のことと今回の装備について書いてみようかと。
一週間の滞在中、ヘルシンキ市街地を何度もライドしました。
まずそんな市街地のライドについてちょっと書いてみますね。
明らかに日本の街とは違うヘルシンキの街。
やはり印象的なのはPave(石畳)ですね。
日本にも石畳の道はあったりもするのですが、まっっったく違いますね!
ちょっとしたGravel(砂利道)よりもタチが悪いかもしれません。
バタバタバタバタ!
タイヤが跳ねる。
ギュイーン!
フレームがしなる。
アレ?アレ?
目線がブレる。
石を並べて固めてるだけって感じ。
ハンドルから手が離れないよう、ぎゅーっと握りっぱなし。
これがヨーロッパのPaveなのですね。
プロのレースで石畳の上をものすごい速度で走り抜けるシーンをよく見ますが、あれは本当にしんどいはず。
実際に走ってみて実感しました。
そしてトラムの軌道。
ヘルシンキ市街に縦横に張り巡らされるトラムとよばれる路面電車。
そのレールにタイヤがハマらぬよう、注意が重要。
京都でも市電の通る道では同じですけどね。
路駐もいっぱい。
大通りはともかく、小さめの道は両脇にびっしり路駐の車両。
注意が必要。
右側通行は慣れの問題。
しかし、ふとした時に勘違いしそうになってひやっとする場面も。
過信は禁物ね。
しかしそれにしても、絵になります。
どこで写真を撮っても、カッコよく撮れてしまう不思議。
お天気が良かったこともあるのかもしれませんが。
トラムの後ろから走っている時とか、Paveの坂道の先に海が見えた時とか、テンション上がりまくりですね。
また、交通マナー的に歩行者優先が徹底されているのを感じます。
信号のない横断歩道(これも分かりにくいんやけどね)を徒歩で渡ろうとしていると、そこそこ大きな道だったとしても車が停まって渡らせてくれます。
その辺、かなり徹底してますね。
罰則があるのかもしれませんが、どっちにしても良いことですよね。
結論として、街中をメインで走る自転車なら、タイヤは太い方が良さそう。
700x23cとかでは、乗れないことはないけどちょい厳しい感じかなー?
それと、街中ではたくさんの自転車を見かけます。
クロスバイク、シクロクロスバイク、シングルスピードバイクなど、日本のママチャリのような感覚で見かけます。
かっこいい自転車もいっぱい見かけましたよ!
泥除け付きの自転車が多いのは、雨の多い北欧ならではでしょうか。
タイヤの細いロードバイクが少なめなのは、前述した石畳が原因かと。
続いて今回の装備について。
今回はクロモリ(スチール)のロードバイクを持参しました。
ただ、砂利道いっぱいのアドベンチャーライドをする気マンマンでしたので、タイヤは太めで細かいノブ(ブロックパターン)のついたPanaracerのGRAVEL KING SK 700x26cを履き、ペダルはCRANK BROTHERSのCANDY、シューズはGIROのTERRADUROをチョイス。
歩く気マンマン、担ぐ気マンマンのアドベンチャー仕様。
結果、気兼ねなくトレイルに踏み込んだり、湖のほとりまで歩いていったり、存分に楽しむことができました。
結局どこへ行ってもすることは一緒。
こういうスタイルのライドが大好物なんです。
というわけで、北欧研修のレポートは以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
どれだけの方の参考になるかはわかりませんけど笑。
結論としまして、海外のライドは超興奮の連続ですよ!ということかな?
知らない土地でも、情報を仕入れてコースを引いてライドできる。
しかもインターネットで、結構簡単に。
そんな時代です。
☆重要な追加情報☆
ヘルシンキにはおいしいビールがいっぱいでした!