[by ノスタルジック]
今日はイッチーさん、王子と美山に行ってきました。恐らく地獄を見ると予想できたので帰ってきて気絶をしてもいいように布団敷いて出てきました。 花脊ルートで行ったわけですが、死ぬ思いで花脊峠を越えてからは何故か誰も言ってないのに「平地で平均時速40km/h以上をキープしなければ漢では無い」という脅迫観念に囚われて、3人とも茅葺の里に着いた頃にはそりゃもう脚パンパン。やっちまいました。女子が見てるわけでもないのに。イッチーさん曰く「今日は美山を満喫する予定やったのに・・、滅茶苦茶なペースや、やっちまった・・、でもおめぇら漢だぜ・・」と。
さぁ、問題は道の駅を過ぎた辺り、ちっこいのが2人前を走ってるんです。明らかに部活っぽいのが。そこそこのスピードで。 抜かそうと思えば抜かせる、しかし抜かすとその後が大変っていう、誰しもサイクリングロード辺りで経験したことがある状況。
僕たち追い越しちゃったんです。そこからはもう必死のパッチ、後ろも振り向かず三人でとにかくCOOLにこの場を走り去るのみ、そろそろかなって思って後ろ向いたら俺っち達の後ろにびっちびちにさっきのちっこいのがついてきてる!影のように付きまとう少年、少年に火を点けてしまったようです。またそこがゆるーい登りなもんでキツイ!マジでキツイッ!ローテーションして漕いで漕いで、息も詰まるデッドヒート、僕たちはウェアだってシャレオツ、元気の出る豆状の物だってポリポリ食ってる、それにこっちは昭和生まれ、平成生まれのドリフも観てない奴らに負けるわけにはいかん。負けられない・・、中2に負けられない・・・、金のかかったこの自転車で負けられない。
そして僕達は風になりました。そしてついに、「スピードの向こう側」ってやつに・・・。
なぁ〜んて、でへへ。こんな白昼夢を見るほど衰弱してたようです。全部、夢、幻、胎児の記憶。一件落着。
しんどかったけど楽しかったし気持ちよかった。
帰りに王子に「タカラブネのシュークリームはおいしいよ」っておしえてあげました。
シュークリームはタカラブネ。
伝えられて良かった。
布団敷いてて良かった。
※画像はタカラブネ(現スイートガーデン)のHPより拝借してます。
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