[by イッチー] 2010/3/7
切れた。
4周目。
集団後方で様子見。
登りでぷりがアタック!?した。
セオリーなら俺も前に出ないといけない。
一緒に行くか。
前でもう少し待つか。
でももう脚がなかった。
ちがう。脚はあったが気持ちが切れた。
「ぷり、行け!」
俺のレースはそこで終わった。
集団の背中が遠ざかる。
それまであまり気にならなかった強風が体を煽る。
千切れた以上完走には意味がない。
リタイヤ。
いやだめだ。
あと2周一人で走る。
完走するためではない。
あのときの自分へ
レースの借りはレースで返す
写真提供: nanook ☆ シラサギサイクル
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