[by センパイ] 2010/5/30
「表彰台、1位は中3、3位は高3らしいで」
「しかも1位はサイコンついてないし。機材もわれわれよりボロいんじゃ?」
「ありえるな。」
「うーん。もし僕がBORAとか履いてたとしても…」
「1秒短縮できたかも怪しいな…」
と、こんな悲観的なアラフォー会談が繰り広げられていたレース後の車中。戦略のなさを嘆く。ダイエット不足を含めた気持ちの弱さを嘆く。敗軍の向かう先はハンバーグ&ステーキレストランBig Boy。
さる5月30日は美山サイクルロードの日。僕はイッチーさん(軍曹)の車に乗っけてもらい、プリくん、王子くんとともに美山へ向かいました。今回が初めての参加で、おまけに試走もしておらず、緊張しまくりです。
ロードに乗るんだから、ロードレースに出んといかんだろう、というわけのわからん理由でエントリーしました。ヒルクライムレースと違い、まわりに人がギッチギチに迫っている中で高速巡航するのは、正直怖すぎる。「ガシャ〜ン」と落車の音がして、「ゲゲッ」と縮みあがる神経。なんか良くわからんが、成りゆきで「減速〜」とか「うしろおるよ〜」とか叫びました(この「成りゆき」というセリフは昨年のイッチー氏のブログを参照してください。本当に「成りゆき」でした)。
経験のなさは戦略でカバー! が、レース展開はというと、一周目、「これ全然前に出られんやんか」ということで九鬼ヶ坂の前で焦って先頭になって疲れたり、二週目には「ゴール前に足残さな」と思い、坂をセーブして結局その差を詰めることができなかったり、となにやってんのか分からない始末。
経験と戦略がなければ、パワーウェイトレシオをアップするためにダイエットしかない。しかし、未成年とは違って、すでにお酒の美味しさを知ってしまったアラフォーな僕。酒を飲まない日はありません。無理。当然、前日も飲みました。
じゃあ、またお決まりの機材か? 敗軍の車中での結論、はっきりいって意味なし! 軽量ディープリムを履いて、軽量・高剛性カーボンフレームで挑んでも、1秒短縮すら無理だったでしょう。仮に短縮したところで、「さすがはBORA」とか、機材が褒められるのが関の山。むーん…。おのれー。パワーアップ! これしかない!
機材を動かす人間あっての自転車競技。機材もいいけど、トレーニングもね(前回と逆だ)! やっぱ超気合の入った身体が欲しいなぁ。へへ。
でも練習とダイエットきついんだよな…(レース後、さっそく400gハンバーグとライス大盛り食べちゃったし)。で、このワイン、安くておいしいんですよ。名前も自転車乗りになじみ深い感じで。こんなんじゃいかん…。
いいえ、あれは450gでした。
投稿情報: ぷり | 2010/06/03 18:39
このワインいいなぁ。
飲んだら5秒は短縮できそう!
投稿情報: イッチー | 2010/06/03 19:07
>ぷりくん
えっ? そうだった?
50g意識の上で削っていたとは。
50gといえばえらい違いですよ!
ちょうどBORA ONEとTWOの差、約20万円に匹敵しますな。
>イッチーさん
ふふふ。そうでしょう。
しかし、体重が…。
次のテーマは「出力か、減量か?」になりそう。
投稿情報: センパイ | 2010/06/04 08:54