[by ヒロ]
その日The☆whooは鈴鹿組と乗鞍組の二手に分かれてそれぞれのイベントに参戦していた。
鈴鹿組についてはシクロワイアードの鶴見辰吾TTチームの写真を見ればその雰囲気が伝わってくるのでここでは乗鞍組の話をさせて頂こう
二年ぶりに抽選に当選したThe☆whooの面々は当惑した。ノリで応募したものの全く心の準備が出来ていなかったからである。
何しろ乗鞍は遠く参加には一泊二日の温泉旅行を伴いそれなりの資金もかかる。宿を押さえたり、車の台数確認にレンタカーの手配等について話し合う必要があり「とりあえず焼肉でも食いながら」「とりあえず飯でも食いながら」と顔を合わせ、当然のように何も話し合わない我々が飲んだくれている間にシンヤ君が全ての手筈を整えてくれていた。
これだけにとどまらず今回抜群のアシストぶりを見せてくれたシンヤ君、もし彼がいなければ我々ダメな大人はもうダメでした、ありがとう。
大会前日の夜、夕食後他の参加者が早々に部屋に引き揚げていく中、The☆whooはビールをピッチャーでどんどん追加注文、ほろ酔い気分になってきてちょっと夜風に当たろうと外に出たところで別行動になっていたガミさんが到着、当然のようにそのまま二次会へしこたま飲み食いした後部屋に戻ってもまだ宴は続いた・・・
当日はそれほど語るべきことはないのだが、乗鞍は傾斜の伊吹山に比べると緩やかで景色も最高で、登るだけでこれほど気持ちいい峠も珍しい。
しかも京都の峠より全然涼しい!そのせいか久々に調子が良くシッティングもダンシングも結構回せる。
前回参加した時と同じくラスト1kmで下山が始まりスパートが出来なかったり、更にひどい事にゴール前が大混雑して、タイム計測中なのに自転車を降りて押してゴールしたりと訳の分からない状況もあったが、それを差し引いても参加する価値は十分にあったので来年も是非参加してみたいと思う。
苦しむために登る伊吹山と楽しむために登る乗鞍、毎年最低この二つには参加したいものだ。