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空腹列車

1229 

[by グラム]   2009/12/26 

私は食べ道楽なんです。そのせいで日頃食べたいものにありつけなかったらそれはもう、本気でがっかりします。峠で「がっかりコーナー」をまがったときくらいがっかりです。内田百閒の本が好きで良く読みます。わざわざ借金して電車旅行し、目的はとくにもうけずただ電車に乗ることを愉しみとする「阿房列車」という随筆がありますが、私は借金してでもいい食事をしたいくらいです。

けれど運動しないと食べてばかりではよくないし、走るだけでは遠出できる距離にも限度があります。そこで自転車の練習とその後に行き先で食事というのはとてもよい組み合わせなんです。百閒は列車の一等車両に乗ることにこだわっていました。単なる補給といわず、食べるものも一等良いものを選びたい気持ちは同じです。

さて今回のチーム練習の参加メンバーは、ジョージさん、papaさん、sinさん、アーサーさんに僕。大正池から信楽方面。家からの距離ならゆうに100キロあるコースで、今回のお店は「信楽のインド人によるインド料理」がジョージさんから提案されました。ナイスな選択です。きつい運動直後にカレーという選択に最初不安の声も聞かれましたが、アーサーさんなどはカレーを食べに行くと知りながら、出発前の補給でカレーまんを食べるというコンセントレーションをおこなっています。チームのモチベーションは最高です。

最近雨つづきだったチーム練習ですが、今日はいい天気。今日の参加者は雨男の容疑に対するアリバイが成立し、安心しています。

大正池ではなんとか取り残されないように、前を走るpapaさんの大きな背中だけを見て、よそ見をせずに集中力をとぎすまして登ります。papaさんに引っ張ってもらい、余計なものを見ないはずが、なぜか途中で視界に馬があらわれました。酸欠で頭が狂ったのかとおもいましたが、幻ではなく本物だったようです。しかし大正池という池は陰も形も見えません。そういうルートのようです。

多数のタヌキに出迎えられ、インド料理屋に到着するとネパール国旗がかかげられていました。細かいことは気にせず玄関からいいスパイスの香りがただよう店にはいりメニューを選びます。私とpapaさんはマトンカレーに意気投合。むこうみずにも辛口をオーダーします。

12291 タンドリーチキンが足付きモモ一本のサイズで登場し、つづくナンの大きさもかなり大きい。食べきれるのか、と遠慮気味に皆さん食べ始めますが体は素直です、みんなあっというまに平らげます。あきらかにオーバーカロリーであることは内緒です。


食後には暖かいチャイもついて、とてもゆったり。寒い外に出て走る気が失せてきます。値段もお得感があり、またしてもよい店を発見した幸福にひたりますが、帰りルートに小関越が入ったためエコドライブモードに入ります。

最後の小関越(滋賀側)にさしかかり、いつも峠で人を待たせてばかりだけど頑張れるだけ頑張ろう、と登ります。よだれが出てきます。こころなしか呼気に含まれるスパイシーなものが出てきてしまわないよう、呼吸を整えつつも必死にこいでなんとか登りきれました。

頂上には小さなお堂がありました。そこに徒歩で登ってきたらしい人がおり、振り返ってこちらを見つけ「よう登ってきたな、途中で休まんと登ったんか?」と話してきました。「ええ、途中でとまったら余計疲れますから、一気にのぼりました」と応えると「そらええ、元気なこっちゃ」と残して進んでいきました。そこにsinさんが「元気やなー」と登ってきました。そうですね、経験も技術もまだなにもない初心者ですから、元気さだけが取り柄です。

秋にロードに乗り始めて、チーム練習に参加させてもらい、あっという間に今年が過ぎて行きました。来年もチームのみんなが元気に走れる、いい年になりますように。

そういえば信楽にはインドと双璧をなす、スイス国旗のかかったお店もありました。ハイジとおじいさんのように冬の間は休業してしまっていますが、あそこが開くころにはまた行かないといけません。何が食べられるのか、楽しみでなりません。

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パンの日

1212

[by ノスタルジック]   2009/12/12

 

お久しぶりです。

 今日は総勢8名でパンの日です。けしてヤマ○キ製パンにバイトに行くわけではありません。チームで評判の日吉ダムの近所のシャレオツなパン屋さんに男8人キャイキャイとパンをつつきに行くのです。といっても往復100km。

軟派な格好では良い走りっぷりができませんので、もちピチピチファッションで。

 実は僕、右膝が妙なことになってしまい半年ほど遠出ができませんでした。最近その妙なことも徐々になくなってきて、今日は行ける気がする!膝に聞いても「前向きに検討する」との返事。少し官僚的ですがまぁよい めっちゃ楽しみでした。

 そしたら雨でした。集合場所の清滝についた頃には雨が降ってました。でも8人来てました。そんで雨やのに出発する男達。シビれる。とりあえず六丁峠、下りのブレーキの効かない恐ろしさときたら。雨は止まず。ここまで来たら引き返せぬとみんなで日吉ダムを目指します。

雨は本降り。空気抵抗を!といつもの調子で前にへばりついたら前のメンズの豪快な暴れ汁が顔面に炸裂、ロードバイクには泥除けが無いので半端ねぇ!

噴水の如く雨を巻き上げる男達。背中はドロドロ、顔は汁ダク。限界です。

 そしてついたパン屋さん。安心と共に皆の心に「この畜生みたいな格好で店に入ってよいのか・・・」と不安が。断られるんじゃないかとおもってたら。

 「ようこそ、雨の中よくきてくださいました、ご苦労様」と。満面の笑顔でこの奇妙な集団を受け入れてくださりました。

椅子には新聞を敷いて下さり、暖炉で乾かしてとハンガーを貸してくれたり、。寒くないかと常に気にかけてくださり、肝心のパンも涙と鼻水でしょっぱく感じるほど感激しました。

 挙句の果てに外で焚き火の用意まで。ありがとうございました。あそこは天国です。

誰か大事な人を連れて行きたいです。

 

そして店を後にし、8人の男たちは再び雨と汗とドロ汁のなかへダイブ

 

[写真は本文とは全く無関係です]


 

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