[by センパイ]
こんにちは。センパイです。
4月5日は伊吹の日。がっつり登ってきました。
今回の伊吹山HCは僕にとってはじめての自転車レースでした。見るものすべてが「ほぇー」という感じで非常に刺激的でした。
往きの高速道路。自転車を積み込んだ車を結構目にします。途中でよったサービスエリア。トイレに長蛇の列ができています。会場の駐車場。ローラーでウォームアップしている人や辺りを周回している人が大量にいらっしゃいます。
レース開始前。大集団で移動します。歩道は一列で進むため、自転車の列は恐ろしく長くなってました。どこぞの民家の車庫から車を出そうとしていた方、その前を途切れず走る自転車軍団がいるため「お父さん、これ出られんよ」とおっしゃってました(ご迷惑をお掛けしました)。
スタート直前。混み混みです。あれ?その先の記憶がかなり不鮮明に。いやな記憶は消去されるわけです。てへっ。
レース序盤。こりゃえらい斜度です。心臓バクバク、呼吸はヒーヒー。これで最後まで行かれたら、と思ってたら下り。ほっ、こりゃいいわ、と思ってたらまたずっと上り。そんな感じでゼーゼー言ってたら12km地点になりました。去年はここまでだったそうです。正直、もうここでいいわ、と思いました。そこから先5kmが非常にしんどかったです。風も凄くて、気も萎えかけでした。大会スタッフの方々の応援に励まされる一方で、「あと3km」という声に「うぇー」と弱気になったりしました。ゴール前、「あっ」と思ったらチームのみんなの応援が! 残念ながらこれに応えるだけの体力は残ってませんでした。でもうれしかったです。
ゴール後は足取り軽く応援に参加しました。これが楽しかったです。レースのDVDなんかで山岳コースの時によく見るシーンを彷彿とさせました(もちろんコンパクトでしたけど)。
その後、長い下りに辟易しながら、よー登ったなとわれながら感心しつつ、無事、駐車場に到着しました。レースはこれで終わりました。終わってみればあっけない感じがしました。もちろん、登ってる時はしんどく、もう走るエネルギーはなく、さらにゴール後は内股からケツにかけての筋肉が痛み、身体にとってはえらいこっちゃだったんでしょうが、気分的には「アリ?」って思いました。これはアドレナリンの作用でしょうか?
京都に帰り着いてからの打ち上げ。これも非常に楽しかったです。飲みました。呑まれました。チーム参戦の醍醐味はこんなところにもあるかと思いました。しかし個人的にチームのありがたさを感じたのは、京都に帰り着いて一端解散する前でした。気付くと僕のタイヤがパンクしていたので、チューブ交換するハメに。皆の衆は作業完了を待っててくれました。場所は二条城の前です。人が行き交い、日も暮れる中、一人であの作業してたら、泣き出していたでしょう。
ほんとうにありがとうございました。