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空腹列車

1229 

[by グラム]   2009/12/26 

私は食べ道楽なんです。そのせいで日頃食べたいものにありつけなかったらそれはもう、本気でがっかりします。峠で「がっかりコーナー」をまがったときくらいがっかりです。内田百閒の本が好きで良く読みます。わざわざ借金して電車旅行し、目的はとくにもうけずただ電車に乗ることを愉しみとする「阿房列車」という随筆がありますが、私は借金してでもいい食事をしたいくらいです。

けれど運動しないと食べてばかりではよくないし、走るだけでは遠出できる距離にも限度があります。そこで自転車の練習とその後に行き先で食事というのはとてもよい組み合わせなんです。百閒は列車の一等車両に乗ることにこだわっていました。単なる補給といわず、食べるものも一等良いものを選びたい気持ちは同じです。

さて今回のチーム練習の参加メンバーは、ジョージさん、papaさん、sinさん、アーサーさんに僕。大正池から信楽方面。家からの距離ならゆうに100キロあるコースで、今回のお店は「信楽のインド人によるインド料理」がジョージさんから提案されました。ナイスな選択です。きつい運動直後にカレーという選択に最初不安の声も聞かれましたが、アーサーさんなどはカレーを食べに行くと知りながら、出発前の補給でカレーまんを食べるというコンセントレーションをおこなっています。チームのモチベーションは最高です。

最近雨つづきだったチーム練習ですが、今日はいい天気。今日の参加者は雨男の容疑に対するアリバイが成立し、安心しています。

大正池ではなんとか取り残されないように、前を走るpapaさんの大きな背中だけを見て、よそ見をせずに集中力をとぎすまして登ります。papaさんに引っ張ってもらい、余計なものを見ないはずが、なぜか途中で視界に馬があらわれました。酸欠で頭が狂ったのかとおもいましたが、幻ではなく本物だったようです。しかし大正池という池は陰も形も見えません。そういうルートのようです。

多数のタヌキに出迎えられ、インド料理屋に到着するとネパール国旗がかかげられていました。細かいことは気にせず玄関からいいスパイスの香りがただよう店にはいりメニューを選びます。私とpapaさんはマトンカレーに意気投合。むこうみずにも辛口をオーダーします。

12291 タンドリーチキンが足付きモモ一本のサイズで登場し、つづくナンの大きさもかなり大きい。食べきれるのか、と遠慮気味に皆さん食べ始めますが体は素直です、みんなあっというまに平らげます。あきらかにオーバーカロリーであることは内緒です。


食後には暖かいチャイもついて、とてもゆったり。寒い外に出て走る気が失せてきます。値段もお得感があり、またしてもよい店を発見した幸福にひたりますが、帰りルートに小関越が入ったためエコドライブモードに入ります。

最後の小関越(滋賀側)にさしかかり、いつも峠で人を待たせてばかりだけど頑張れるだけ頑張ろう、と登ります。よだれが出てきます。こころなしか呼気に含まれるスパイシーなものが出てきてしまわないよう、呼吸を整えつつも必死にこいでなんとか登りきれました。

頂上には小さなお堂がありました。そこに徒歩で登ってきたらしい人がおり、振り返ってこちらを見つけ「よう登ってきたな、途中で休まんと登ったんか?」と話してきました。「ええ、途中でとまったら余計疲れますから、一気にのぼりました」と応えると「そらええ、元気なこっちゃ」と残して進んでいきました。そこにsinさんが「元気やなー」と登ってきました。そうですね、経験も技術もまだなにもない初心者ですから、元気さだけが取り柄です。

秋にロードに乗り始めて、チーム練習に参加させてもらい、あっという間に今年が過ぎて行きました。来年もチームのみんなが元気に走れる、いい年になりますように。

そういえば信楽にはインドと双璧をなす、スイス国旗のかかったお店もありました。ハイジとおじいさんのように冬の間は休業してしまっていますが、あそこが開くころにはまた行かないといけません。何が食べられるのか、楽しみでなりません。

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パンの日

1212

[by ノスタルジック]   2009/12/12

 

お久しぶりです。

 今日は総勢8名でパンの日です。けしてヤマ○キ製パンにバイトに行くわけではありません。チームで評判の日吉ダムの近所のシャレオツなパン屋さんに男8人キャイキャイとパンをつつきに行くのです。といっても往復100km。

軟派な格好では良い走りっぷりができませんので、もちピチピチファッションで。

 実は僕、右膝が妙なことになってしまい半年ほど遠出ができませんでした。最近その妙なことも徐々になくなってきて、今日は行ける気がする!膝に聞いても「前向きに検討する」との返事。少し官僚的ですがまぁよい めっちゃ楽しみでした。

 そしたら雨でした。集合場所の清滝についた頃には雨が降ってました。でも8人来てました。そんで雨やのに出発する男達。シビれる。とりあえず六丁峠、下りのブレーキの効かない恐ろしさときたら。雨は止まず。ここまで来たら引き返せぬとみんなで日吉ダムを目指します。

雨は本降り。空気抵抗を!といつもの調子で前にへばりついたら前のメンズの豪快な暴れ汁が顔面に炸裂、ロードバイクには泥除けが無いので半端ねぇ!

噴水の如く雨を巻き上げる男達。背中はドロドロ、顔は汁ダク。限界です。

 そしてついたパン屋さん。安心と共に皆の心に「この畜生みたいな格好で店に入ってよいのか・・・」と不安が。断られるんじゃないかとおもってたら。

 「ようこそ、雨の中よくきてくださいました、ご苦労様」と。満面の笑顔でこの奇妙な集団を受け入れてくださりました。

椅子には新聞を敷いて下さり、暖炉で乾かしてとハンガーを貸してくれたり、。寒くないかと常に気にかけてくださり、肝心のパンも涙と鼻水でしょっぱく感じるほど感激しました。

 挙句の果てに外で焚き火の用意まで。ありがとうございました。あそこは天国です。

誰か大事な人を連れて行きたいです。

 

そして店を後にし、8人の男たちは再び雨と汗とドロ汁のなかへダイブ

 

[写真は本文とは全く無関係です]


 

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「がっつり」走るワケ

2009-11-15 10.21

[by papa]  2009/11/16

チームThe☆whooの日曜日の練習には「がっつり」コースと「ゆったり」コースがある。その日の調子、走りたい距離・強度に応じて好きな方を選べる。

「がっつり」はだいだい100数十km以上で、峠をいくつも越える厳しいコース。「ゆったり」は数十キロ〜100kmくらい。ロードバイクに乗り始めてまだ9ヶ月であるが、このところ私は「がっつり」コースを選んで走るようになった。

その理由は・・・ ” 負けると悔しいから ”

「がっつり」コースを一緒に走ることが多いのは、イッチー、ぷり、王子の3人。この3人は、The☆whooのトップ3といっていいほどヒルクライムも平地も速く、強い。というか他のThe☆whooのメンバーもみんな速い。

当然のことながら、峠ではあっという間に背中が見えなくなり、平地ではずーっと牽いてもらい、さらにチギられることもある。なので峠の頂上とか、分かれ道で待ってもらうことがしばしば。

そんな状態をなんとも思わないはずがない。峠でも平地でもチギられると、年齢も経験も差があると頭ではわかってはいても、やっぱり”チョー悔しい”のだ!

この悔しさをバネに毎週”がっつり”走るのだ。

もっとついて行きたい、もっと強くなりたい、と思いながら。

今日はイッチー、ぷりくんと3人で花背峠から佐々里峠を越えて美山へ。花背の登りが7月に比べて3分速くなっていた。これも”がっつり”のおかげであろう。

ちょっと気分よく佐々里峠から緩やかな下りを走ったのも束の間、美山に入ってぷりくんが逃げをかましたので、必死で追いかけるが全然追いつけなかった。

フラフラになって道の駅到着。道の駅では美山牛乳、牛乳プリン、おにぎり、おやきを美味しくいただく。休憩中に脚がパンパンに硬くなってくる。一人だとのんびり帰るところだが、そんな甘えは許してもらえない。

日吉ダムを回って、細野から周山街道で杉坂へ。さらに持越峠、雲ヶ畑を経由して市内へ帰ってきた。総走行距離152km、平均時速25.2km、獲得標高1891m。

帰宅するとヘロヘロのフラフラである。でも楽しかった!

(写真は芦生ロードパークからの眺めです)


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愛のままにわがままに僕は君だけを傷つけない。

119

[by 居留守☆王子]

神明峠を越えて、美山へと向かうpapa氏とぷり氏の二人と別れ、私はひとり細野へと向かった。サイクリングには絶好の天候だったし紅葉も綺麗だった。私は幸せだった。しかし両氏と別れて5分が過ぎた頃、私の顔から笑みは消えていた。そいつはいきなり始まった。負けるわけにはいかない闘いが始まったのだ。「くそったれ!」私はつぶやいた。  そう、私はクソをたれそうだった。

確実に前日の深酒が原因だった。しかし今さら後悔しても遅い。問題はどう対処するかだ。昔に観た映画のなかにこんな台詞があった。

「ビルの屋上から飛び降りた男がいた。彼は落ちながら階を数えた。36階・・35階・・34階。彼は言った。問題は落下ではなく着地だ。」

私は静かにペダルの回転数を下げ、まずトイレの事を考えた。持越峠を越えた出会い橋のところにトイレがあったはずだ。しかし、まだまだ遠い。今のこのお腹の感じ、そう長くはもたない。私は周りを見渡した。人は見当たらない。最悪の場合、野外ライブもいたしかたない。私の自転車にはゾンコランという名前のサドルがついている。なんでも有名な峠の名前らしい。そう、私はそんな有名な峠の名前がついたサドルの上に、もう1つ峠をつくる気は無い。まだ遠い出会い橋のトイレか、野外ライブ。「もっと、良い手はないのか?もっと近くにトイレは無いのか?」私は考えた。

ウッディ京北!!

出会い橋よりはるかに近い!栗尾峠を越えればすぐの所にある!そしてトイレが綺麗!しかし、今のお腹の感じは栗尾越えを許してくれそうになかった。私は祈るような気持ちで走り続けた。同時に橋の下や木々の間にも目をやった。えらく長い時間だったような気もする。私はまだ周山街道にも出れていなかった。周山に出なければウッディ京北には行けない。しかし奇跡は起こった。私が何度かのアタック(腹痛)を潰したとき、そのままソイツは静かに奥に引っ込んだ。完全勝利だった。このまま出会い橋まで余裕で行けるような気がした。私は回転を上げて周山街道に出た。そこはT字路になっていて左(北)に曲がればウッディ京北、右(南)に曲がれば杉坂に行ける。最初から杉坂から持越峠に行くコースを走るつもりだった私は腹痛が治まったこともあり南に下ろうと思った。だが私は思い留まった。もう一度くるかもしれない。やつが来ないという保障はどこにもありはしない。ココは確実にウッディ京北で仕留めておくべきだ。私はT字路を左に曲がり栗尾峠に入っていった。緩やかな登りをサイクリングにはもってこいの気候に後押しされながら気持ちよく登坂しながら私は呟いた。

「そうだ、ウッディにウンティをしに行こう。」

 

「ビルの屋上から飛び降りた男がいた。彼は落ちながら階を数えた。36階・・35階・・34階。彼は言った。問題は落下ではなく着地だ。」

 

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V作戦

6700

[by アーサー]

”見せてもらおうか!SHIMANOのWH6700の性能とやらを!”
こう呟きながら、私ことアーサーは京見峠に突入した。


2日前の事。たくや店長よりホイール入荷の連絡があった。
1日前の事。Whoo bicyclesにてMYバイクにそれは装着された。
そして本日は休日恒例のThe☆Whooチーム練習の日である。

すでに私の視界にはみんなの姿はない!後ろを振り返っても見えない!
さすが、NEWホイール!ぶっちぎりである!
・・・な訳はない。ぶっちぎられでした(笑)
でも大丈夫!優しいチームメンバーはちゃんと少し先で待っててくれるのだ。
その瞬間思うのだ。
”まだ・・僕には帰れるところがあるんだ・・・こんなに嬉しい事はない。”


杉坂〜持越峠〜雲ケ畑〜江文峠〜大原を走り終え思った。
その間、いつもよりみんなの背中を長い時間みていた。
これは間違いなく新ホイール+チューブレスタイヤのおかげだろう。
転がりが軽い!ぐいぐい前に進む!
どうやら、問題なのは私の脚力の方にあるようだ。


一応、大原にて練習は終了。解散となったのだが、ムクムクとある野望が湧いてきた。
『ハナセを表から登ってみたい』
裏からはこの前、ぷり君に連れていってもらった。
表側に下った時、”表は絶対登れね〜”と思ったはずだが、まあいいか。
一人では不安なんで、王子君にエスコートをお願いした。
そして花背峠に突入!
心の中で”まだまだ〜”と叫んでいる私がいた。
登頂中、王子君は見えなくなったが、私はひたすらペダルを回し続けた。
そして、気持ちが折れそうになった時、前方のコーナーから王子くん登場!
私を心配して頂上からわざわざ引き返してきてくれたのである。
デジャブーに近いものを感じた時、思い出した。
”って、このシチュエーションこの前ジョージさんの体験談と同じやん!”
そして王子君に励ましてもらいながら頂上に到着♪
ありがとう!王子くん!


そして無事帰ってきて、今、このブログを書いている。
しかし、今日の僕の思考は何かいつもと違う・・・・
何かに影響を受けているような・・・
考えると思い当たるふしがあった。
昨晩、ワクワクしてあまり眠れなかったのでDVDをみて過ごしたんだった〜☆
何をみていたかは秘密です(笑)

 



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花脊に必要なモノ

Ojijoji

[by ジョージ]

単調な風景に、私はいい加減ウンザリしていた。
いつ途切れるとも分からない杉林。
ウネウネと大蛇のようにうねるカーブの連続。
風景は何も変わらないのに、
両脚の疲労だけが、ますますひどくなっていく・・・。

私は今、峠道を自転車で上っている。
花脊峠の頂上を目指して。といっても、裏花脊ではあるが・・・。

もうひとりぼっちになって、どれくらいの時間が過ぎただろう・・・。
遠く、杉林の切れ間に彼の後ろ姿を最後に見たのは、30分ほど前だったろうか・・・。


どうも、はじめまして・・・。
新人、おっさんのジョージです。

今日は チーム The☆whooの練習走行の日。
いつものように「ゆったり組」に参加し、
六丁から神明峠、そしてここ細野まで、
いつものコースを、たくやリーダー、居留守☆王子クン、
アーサークンの4人で気持ちよく走行。

でも今日の私は、ある決意をもってこの練習に参加していた。

京都南部に住む私にとって、
京都北部にはまだまだ自分が走ったことのない峠がたくさんあり、
その中でも「はなせ」というこの3文字の峠は、
自転車初心者の私にとっては異様な存在感を放っていた。

一度どんな所か見てみたい・・・。
冬が来る前に一度くらいは挑戦しておきたい・・・。
でもいきなり「表」からでは無理かもしれないので、
とりあえず「裏」からでも挨拶させてもらいたい・・・。

そんな思いが募った結果、
「明日、六丁コースの途中で、細野から栗尾峠へ抜けて裏花脊へ行こう・・・。」

前夜に地図を広げながら、そんな事を考えていた。

それに、
いつものコースを走り終えて、早く家に帰ったところで、
嵐のコンサートDVDを見ながら、リビングで狂喜乱舞しているであろう、
カミさんと2人の娘の姿を想像すると、家に帰るよりは自転車に乗って苦しんでる方が、
そして自分の世界に浸っている方が楽しいに違いない。
そんな思いを胸に、集合場所へ向かったのだ。

そして細野での休憩後、私は、
前日も走りまくって「ケツ筋がパンパンです」なんて言ってたにも関わらず、
「一緒に行きましょう」と言ってくれた居留守☆王子クンと共に、
栗尾峠を上っていた。

栗尾峠〜黒田〜大布施と、絶えず私を先導してくれた彼は、
裏花脊の上りに入ってもペースを落とすことなく、
早々と私の視界から消えていった。

ひとりぼっちになった私は
ひたすらペダルをこいだ。

聞こえてくるのは川のせせらぎと
自分の息づかいだけ・・・。

時折、私を邪魔者扱いするように、
車がハンドルを切りながら横をすり抜けていく。
「ふん!エラソーに走るなよ!
クッサイ排気ガス出しやがって・・・」と
クサイ息を吐きながら思うのである。

それにしても長い。
あとどれだけ走れば頂上に着けるのか?
この先、もっとキツイ上りがあるんだろうか?
初めて走る峠だけに、全く見当が付かない。
家を出てからの走行距離はすでに3桁になっている。
正直、もう太股はパンパンで今にも脚がツリそう・・・。

不安だらけの今、サイコンのタイムだけが唯一の拠り所である。

裏花脊の入口近くのJAで休憩した時の
王子くんの言葉を思い出す。
「頂上までは40分くらいで着くんじゃないですか・・・。」

サイコンはもうすぐ40分の経過を示そうとしている。

でも考えてみれば、彼と私ではペースが全く違うわけで、
私の貧脚ではもっと時間が掛かかるであろう。

とにかく、いつ終わるとも知れない坂道を、そしてカーブを、
ひたすら自分の後方に追いやろうと必死でもがき続けた。

と、その時である。
前方のカーブから1人のサイクリストが颯爽と現れた。
それは、もうすでに頂上で待っているであろうと思っていた、
居留守☆王子クンだった。
あまりに私の到着が遅いので、頂上からわざわざ引き返して
様子を見にきてくれたのだ。

その現れ方があまりにも格好良く、疲れ切った自分にとっては、
その姿はまさに救世主であり、ヒーローであり、
白馬に乗った王子様ならぬ、「ケルビムに乗った王子クン」であった。

もし私が、うら若き乙女であるなら、心ときめかせ、一瞬で恋に落ち、
峠下の「くらま温泉」で2人でしっぽりと・・・。
なんて展開になってもおかしくない状況である。

しかしながら、私は妻子あるオッサンの身。
ナイスなシチュエーションでありながら、
キャスティングのマズさから、
これ以上の展開が無いことをすまなく思うのである。

(この王子くんに限らず、The☆whooのメンバーはみんな思いやりのある
ナイスガイばっかりで、ほんと一緒に走っていて楽しいチームです。)

そうして、王子くんの後方からの励ましの甲斐あって、
なんとか私も無事頂上に到達。
その後はヘロヘロになりながらも、
なんとか帰路に着いたのでした。

そしてその夜、心地良い痛みを両脚に感じ、
ベッドに横たわりながら
帰りの休憩中に王子クンの言った言葉を思い出す。

「次は『表』ですね」

犬だか猫だか忘れたが、相手を知るためにオケツのニオイを嗅ぐという。
そういう意味では、私は花脊のオケツを知ったわけで、
すでにシリ合いであり、
次は表からご挨拶してもいいかもしれない。

来るべきその時の状況を想像すると、いささか不安ではある。
その時のために何か特別に備えなければならないのでは・・・と。

タイヤ?
ホイール?

いやいや、もっと大事なモノを忘れていた。

それは・・・、
万一、心ときめいた時に恥をかかないための
とびっきりの勝負パンツ。

それは、次また峠で出会うかもしれない、新たなる王子様のため・・・でもあり、
いつか自分が王子様になった時のため・・・でもある。

店長さん、
そんなパンツ、売ってません??  よねぇ・・・。

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幸せな一日

10255

[by アーサー]

チームThe☆whooの練習に参加しました。
初心者の僕は、もちろん「ゆったり組 六丁〜水尾〜神明峠〜越畑〜神吉〜細野〜周山街道〜裏京見」で参加。
集合時間にもゆったりと〜
な訳はない!
ハイ!単なる遅刻です・・・ゴメンナサイ

集合場所に到着する直前坂道を登っていたんですが、六丁峠に突入していく皆さんが見えたんです!
その時、皆さんに声をかけられる距離ではなかったんです・・・
すると、目の前にショートカットで六丁峠の入り口へ降りられる階段が出現!
”この坂を登りきり下れば、六丁峠への入り口。どうしよう・・・”
考えるより先に体が動きました。
自転車をかつぎ、階段を降り始めてました(笑)
ヘタレ全開です。
階段を降りましたが、そこに皆さんの姿はありません。
でもそこからは必死のパッチです。
今まででおそらく最速で六丁峠をヒルクライム!でもそこにも皆さんの姿は・・・
またそこから必死のダウンヒル!
下りきり、前方にゆっくり流している皆さんを発見!
追いつきましたヨ〜
”やったぞ俺”と心の中でガッツポーズです。
が、そこには落とし穴が!
実は追いついた集団はチームThe☆whooではなかったんです・・・
”すると皆さんどこに?”と考えながら、休憩しているとしばらくして皆さんがやってきました。
そうです。遅刻した僕を優しいみなさんは、長いこと集合場所で待ってくれてたんです!そうとも知らず、ゴメンナサイ・・・

そんなこんなで飛ばしすぎた僕はバテバテでした。
なんでそこからゆっくりゆっくりサイクリング〜♪
いや〜気持ちいい季節です。景色もいい!
自然がいっぱいです。
最高に楽しいです!
てな訳で幸せな一日でした☆

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自転車ってすばらしい

Asa

[by アーサー]

ども!新入部員のアーサーです。初投稿です。

サイクリング日和だった日曜日、チームのプリ君のお誘いを受け行ってきました。
コースは、僕にとっては結構なロングコース(150km位?)
江文峠→大原→途中峠→花折峠→朽木→能家→久多峠(能見峠)→花背峠→市原
ってか、こんな長い距離は初体験です♪

プリ君も僕のペースに合わせてくれて、のんびり二人でサイクリング♪
が、峠に入った途端、プリ君の背中からオーラが漂い、猛ダッシュ!僕も負けずに猛ダッシュ・・・がすぐ、失速です(笑)
でも、少し先で待っていてくれるので安心〜安心〜

休憩中は、風景を眺め、癒されます。
二人で心の洗濯をしちゃいました(笑)

再びサイクリング開始です。
風景を楽しみながら走り、喉が渇いたのでボトルで水分補給♪
ボトルゲージに戻そうとして失敗!
ボトルは転がり落ち、崖下の川へ・・・
探しましたが見つかりませんでした。
”川下で誰かに拾われて第二の人生を送ってくれよ”と祈りつつ再出発です。
が、ボトル(水分)がないと非常に不安です。精神的によくありません!
自動販売機を見つけた時は、神様に見えました。
キスしようかと思いましたが、ここは大人の対応をと思いやめときました(笑)

その他、色々ありましたが楽しかった〜♪
ロード・電動アシストママチャリ混成のサイクリンググループ、花背峠の下りをキャッキャ言いながらママチャリで下る小学生・・・・みなさん色々な楽しみ方があるんですね〜

そうそう、実は僕、ロードに乗り始めて2ヶ月半位です。
その前は車ばかりで自転車には乗ってませんでした。10年位前にママチャリに乗ったのが、最後の記憶かな〜?
そんな僕ですが、チーム”The☆Whoo”に入れてもらい楽しんでます。

どうですか?みなさん!
自転車ってすばらしいですよ♪

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狂犬になれない私

Bori2

[by ボリ]

信楽方面で狂犬の方々が大暴れ?された翌日、
私はたくや店長を半ば無理やり誘い出し、
いつもの六丁コースで悶えてきました。

もっといい天気だったら、信楽コースを追従するつもりだったのですが、
前日の秋晴れが打って変わって、
天気予報ではいつ雨が降り出してもおかしくない状態…

そんな状態でのスタート。
出だしは青空も覗いていたのですが、
六丁を越え保津峡の駅付近ではどんより曇り空に…

で私の身体もどんより。
フレーム換えてからか、最近のトレーニング不足からか?
すぐに足がなくなってしまいます。
フレームだけで考えると、
頭文字Dで拓海が、
86からインプレッサーに乗り換えた心境に陥ります(わかる人は少ない?)

水尾の集落につく頃には足が今にも泣き出しそうな状態。
心拍は安定しているのに前に進めません…

そして神明峠でかっこよくダンシングしているようで、
実は使ってるギアはヘタレ満開の低速ギア…
今日は狂犬になるつもりで朝食もしっかりと摂り、挑んだ峠道!

狂犬どころか子犬にもなれなっかた私。

いつもの農協で水分補給、その先のコスモスの花の前で気持ち悪い男も出現?
Bori
↑クリックしてみる?

周山街道では下りを生かして50キロオーバーで激走!!
杉坂からの上りで撃沈。

帰ってきました!!


今日の教訓!
もっと自転車マシーン乗らな!!
ボーラって言う飛び道具は中々の戦闘力!!!
でした。

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狂犬注意

20091004_093918

[by papa]

秋晴れのさわやかな日曜日は恒例のチーム練習でした。
参加者はジョージ、アーサー、イッチー、おもち、ヒロ、ぷり、ノス、王子、papa(敬称略)の9人。
流れ橋でイッチーさんと別れ、8人でサイクリングロードを木津方面へ向かいます。
京阪をくぐって道が広くなったところで、ぷりくんが変速したっ!
と思ったらやっぱりスプリントきたー!
気合で追っかけるが全然届かない。たれたところをあっさり王子に抜かれました。

玉水橋から大正池方面へ。ここでノスくんが離脱。
大正池への上りに入った瞬間、ぷり、王子が視界から消え、それを追うようにヒロ、おもちくんも見えなくなりました。
あんたら、どんだけ坂が好きやねん(笑)

峠を下って和束のコンビニで休憩。大福とみたらしだんごがすばらしくおいしかったです。

前回犬打峠に懲りたので、信楽方面から琵琶湖を回って帰ることに。

20091004_110008
信楽では狸がたくさんお出迎え(驚)

府道5号線をなかなかいいペースで走ってたところ、上り坂なのになぜかペースアップ・・・4人との距離が少しずつ離れていきます。
国道307号のゆるい下りでアタックしてみたものの、すぐに力尽きてぷり、王子にぶち抜かれ、最後にはアーサーさんにも抜かれました。
登りはもちろんのこと、平地のスプリントもまだまだ力がないな〜。もっと修行せねば。

琵琶湖岸は車が多いのでゆっくりと浜大津まで。湖畔で吉○屋の牛丼で昼飯休憩。
その後、小関越でぷり、王子、ヒロ・・・以下略(笑)

坂を見ると急に飛び出していく狂犬には要注意です!


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