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はりちゅう。

A0136013_18361327
[by ぷり]  2010/3/7 

はりちゅうロードに出た。

3kmを6周する。

この2週間、ずっと怖かった。

ロードレースはしんどいし、あぶなかったりもする。

つらいことは嫌いだ。大嫌いだ。

当日の予報は雨。起きると外は雨。

同じレースに出るイッチーさんにお世話になり、会場へ移動。寒い。

下半身は夏仕様。膝上パンツ。何故だ。寒い。

見事に剃り上げた丸い足はすっかり鳥肌に包まれる。

試走。初めて走る。

随分と上る。随分と下る。風も強い。

上りはつらく、下りは怖い。風も強い。

しんどいことは嫌いだ。大嫌いだ。

しかし、チームメイトのpapa氏、nanook氏とそのお友達が応援に。

心強い。行くしかない。

レースが始まる。雨は止んでいる。

集団の中、夢中で走る。

最後まで付いて行けそうだ。こんな気持ち、初めて。

4周目に入る頃、僕は先頭に居た。我を忘れていた。

集団から飛び出した僕は強風に晒された。

馬鹿だ。

6周目に入る頃、先頭集団に吸収され、さらに置いて行かれた。

後は全力で喘いだ。

ゴール後、アナウンスで流れる上位の名前。

6位(入賞)に僕の名前。

まさか。やった。

後は温泉にどっぷり浸かり、1000kcal超のバーガーをがっつり食す。

至福。

「たいしたことない」「もっとできた」「ばか」

うん、その通り。

でも楽しかった。また頑張ろう。

自転車にはこういう楽しみ方もある、と心から思う。             

A0136013_18504756 


写真提供: nanook ☆ シラサギサイクル



 

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秋リッツ

20090920422

[by イッチー]

今シーズンのロードレース最終戦、秋のRitsクリテリウムに行ってきました。
今までの雨レースを取り戻すような快晴でした。
チームからのエントリーは僕一人。
スタート前はちょっと心細い。まあ慣れましたけどね。

2列目からのスタートですが、いきなりクリート嵌めるのにてこずり集団後方に。
このコース、スタートして2カーブ目からパイロンで車線が半分に区切られうねうねとカーブが続きます。
バックストレートからまた広くなるのですが、この間は集団はほぼ縦一列の棒状。
なので後半の広くなったところから徐々に前へ上がります。
2周回目は集団先頭から3番手につけます。
前に逃げが2人、メイン集団先頭は同志社ジャージの人が牽いています。
スピードはそれほど上がりません。(逆に少し遅いくらい)
バックストレートで逃げの2人を吸収するも先頭は相変わらず同志社の方。
ペースが徐々に落ちてきますが誰も前に出ようとしないのでとりあえず僕が前に出て牽きます。
もうすぐホームストレートに差し掛かるので目立ってやろうという下心もありましたけど(笑)。
しかし案の定まだ誰も前に出ようとしません。
しばらく前を牽いて、このままでは自滅するので強引に後に下がりました。
でもこれが後々尾をひく大失敗でした。(まあ目立ったのでよしとしときます)
棒状の集団に入る余地はなく、先頭集団の後方まで下がる羽目に。
しかも最悪なポジションのためにそこから動けない。
結局そのまま4周回目は何もできず、最終周回で集団が動き出してから先頭を追います・・・(苦しい)。
バックストレートからがんばってポジションを上げますがなかなかトップは捉えられないままホームストレートへ突入。
ゴールスプリントは全力でもがきました。(吐きそう)
が、伸びずにそのままゴール。
ゴール後は酸欠で頭はフラフラ、足はヨレヨレで前後の記憶が飛びまくり。
応援していただいていたドラゴンさん曰く10位くらいだった様です。(リザルトがまで出てない)
トップが見えていただけにヒジョーに悔しいゴールでした。

これで今年の僕のレースは終了です。(鈴鹿がまだありますが)
最後に課題がいろいろと見えたレースでした。
悔しいので来シーズンこそは表彰台めざして冬のトレーニングに励みます。
では、また来年お会いしましょう。
さようなら。

最後に応援してくださった皆様、一緒に練習してくれたみんな、レースを運営してくださる方々、ありがとうございました。


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Let's Spend the Night Together(8/29)

[by mensoul]

「闇の夜や巣をまどはして無く鵆」松尾芭蕉

「お疲れさんっス〜。」と鈴鹿サーキットの駐車場を出て約一
時間後、自分とpapaさんは伊賀上野にいました。

伊賀上野といえば甲賀とならぶ忍者の里、そして松尾芭蕉の出
生地、戦災を被らなかったために、名所旧跡の多く残る南近畿
の観光スポットです。

本来ならここで、「蓑虫庵」とか「伊賀くみひもセンター」を
見学し、伊賀上野の素晴らしさを伝えるのが筋というもんです
が何しろ今は夜の8時、街道沿いにありがちな店より看板のほ
うがでかいラーメン屋、異様なまでに駐車場の広い(そしてエ
ロ本の充実度が高い)コンビ二等はあるものの、風光明媚な観
光スポットはもはや暗闇の中。

我々(papaとmensoul、共に昭和42年生まれ)は道に迷って
しまったのです。

このまま行くと奈良県に入ってしまうので、新名神の信楽ICを
目指して「国道422号線」というのを北上します。
400番台の国道といえば思い出すのが「国道477号線」、花脊峠
。「まさかね。」と思ったらやっぱり峠道。しかも民家ゼロ。
当然街灯なしで道幅せまい。くらい。さみしい。こわい。。。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。


「けっこう登り続きますね。」
「いい斜度ですね。」
「道もまあまあきれいだし。」
「京都からはちょっと遠いなあ。」
そうです。我々はこの後におよんでまだ自転車の事を考えてい
るのです。
自転車に取り憑かれた因果者2人の会話には、松尾芭蕉の俳句
のような花鳥風月の精神は皆無。自転車レースでへとへとにな
った中年男2人組の顛末としては充分ボンクラなのですが、papa
さんはあくまでダンディ(車も自転車もかっこいいし)。おか
げでそこはかとなくロードムービー的な情緒も味わえました。

という訳で、あの日の我々2人にはRolling
StonesじゃなくてMuddy Waters
のヴァージョンを捧げます。

Muddymud1


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吉野の暑い夏

R0010207

[by papa]

2009年7月25日、私は吉野にいた。翌日の第6回山岳グランフォンドin吉野に出走するためである。コースはその名のとおり、紀伊山地の中を走るタフなコースである。最長はスーパーロングコースの210km。私はちょっと気弱に130kmのロングウェストコースを選んだ。短いとはいっても激坂の峠4つを上らないといけない。坂が苦手なはずなのに、やはり私は自転車バカのようだ。
 宿について心拍センサーを忘れたことに気づいた。明日はゆっくり行こう。夜は早々に眠りにつくが、ここでも試練は待ち受けていた。男8人相部屋というむさくるしい中で高らかにいびきが響き渡る。「神様の試練に違いない」と思いつつ明け方にようやく2時間程度睡眠をとる。
 翌朝は晴れた。7時になりスーパーロングコースから出発していく。7時30分、ようやく私のスタートの順番が回ってきた。ゆっくり行くはずだったのだが、誰一人私の前に出ない。まさかの状況に調子に乗ってしまった。最初の峠を越えるまでに何人抜いてしまったことだろう。後先を考えずに行くときは行く。The☆whooのモットーである。第1給水所ではわずかの水分を口にし、針葉樹の落ち葉が積もる長い芹生峠のような下りを、落車の恐怖におびえながら歩くような速度で下っていく。
 第2給水所に向かう峠越えでは雨が降り始めた。神様はやはり楽をさせてくれないらしい。土砂降りの雨のなか、ようやくたどり着いた給水所の女性が女神のように見えた。バナナとパワーバーをほおばって、まだ降り続く雨の中を下っていく。さらに峠を2つ越えた。ここにいたってようやく吉野の山の厳しさに気がついた。単純な上りが一つもない。上りきったと思った先には必ず激坂がそびえている。激坂の波状攻撃に何度心が折れそうになったことだろう。
 昼過ぎにエイドステーションに到着できた。ここの係の人たちの拍手、労いの言葉は忘れない。おにぎり、柿の葉寿司、豆腐(絶品!)、梅干、バナナ、オレンジが空腹を満たしていく。脚の張りはもう限界だが、気力は復活した。あと50kmだ。ここからは小さな峠を越えたら長い下り。この10kmの下りは試練に耐えたご褒美に違いない。緩やかなカーブが連続する”激長い”下りで思わず叫んでいた。「めっちゃ気持ちえぇー!!」。ただのバカである。
 最後の給水所からは残り30km。道中、抜きつ抜かれつしていた大阪のTCR乗りの方と先頭交代しながらゴールに向かう。最後の2kmの上りでちぎられはしたが、ゴールはすぐそこである。また雨が落ちてきた。汗だか涎だか雨だかなんだかわからないものでびしょぬれになりながらゴールをくぐった。ちょうど7時間であった。

 吉野の暑い夏の一日が終わった。大会関係者には厚く御礼を申し上げたい。ゴール直後は「峠はしばらくごめんだ・・・」と思っていたが、5分後には「来年はロングイーストを走ろう」と考えていた。やっぱりかなりの自転車バカである。

Start


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THE WRONG GOODBYE(ロング・グッドバイ)

825

[by 居留守☆王子]

よく晴れた朝だった。天気予報では雨だったが、見事なまでの青空を見つめながら「タフな一日になりそうだ。」そぅつぶやいた。
私が立っていたのは山岳グランフォンド吉野のスタート地点。一番初めにスタートするスーパーロング(210km)のグループの中に一人立っていた。The☆whooからはpapaさんと私が参戦。コースの違うpapaさんと別れ私は少し寂しかった。山を登り始めて一年、その集大成として私は相当きびしいと噂される山岳グランフォンド吉野を選んだ。2ヶ月前にエントリーをしてから数日後、発表されていたコースを見たとき、完走は無理だ。と思った。しかし出来るだけ完走に近づけるように週末は峠ばかり走りまくった。そして朝練はめんどくさいのでやらなかった。それなりに根拠の無い自信を持って大会一週間前からかなりワクワクしていたが、当日の朝、30秒間隔で10人づつスタートし始めると不安と緊張が私を襲った。そして私のスタートの時が来た。スタートの合図で走り始める。大丈夫だ!そぅ言い聞かせながらクリートをはめる。まずは軽い下り。一年前、コンバースにトゥクリップで山を登り始めた時から全く変わらないスピードで下る。なんとかギリギリ集団を視界に収めながら平地にビリケツで突入。同時にスタートした十人中、初っ端から飛ばしている5人ほどはもう視界にはいない。平地と軽い登りまた平地。少しゆっくりしすぎかなと思った私はここでペースを上げた。「登りはまだか!」私は心の中で叫んだ。単発の坂で何人かをパスし始めた私は調子に乗り始めていた。そしていよいよ本格的な山岳が始まる。きた!登り始めて10分ぐらいで「花背(表)見たいな感じか。」そう思いながら10数名パスして行く。これでかなり調子に乗ってしまった。奈良の花背には途中で六丁と持越し(しかも長め)が入っているとも知らず。瀕死で登っているとポツリポツリと雨が降り始める。登っているときは良いが下りになると、もの凄く寒い。レインウェアは持っていない。しかもこの下りかなり路面が悪い。最初の足きりタイムの所(100km地点)まで信じられない山岳が2本。ただでさえ辛い上に冷たい雨。初めてコースを見たとき一番最初の関門(ここを時間内に超えなければ短いコースにまわされる。)がポイントになると私は思った。ここを時間内に行ければ完走の確率はグッと高くなると。しかし想像以上の斜度と距離に加え強い雨。最初の関門に着く前に私は思わず声に出して言ってしまった「もぅ棄権しよう。」
4時55分。7時10分ぐらいに出発した私はなんとか完走した。ゴールしてから一夜明けた今日、さっきまで二度と出ないと思っていたが、これを書いているうちに不思議と凄く楽しかった様な気がしてくる。別れを告げたはずの山岳グランフォンドin吉野。そのさよならはWrong(間違った)ロング・グッドバイだったかもしれない。

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けいはんなサイクルレース2009 選手コメント(風)

Dsc_0853

[by イッチー]

レースの前は緊張するよ。
特に今日は直前まで雨が降ってて路面はハードウェットだったからね。
でも、美山のときと違ってチームメートもいるし応援団や知り合いもたくさん来てたから心強かった。
スタート列に並ぶ前に応援団に聞いたんだ、「今日の俺はいけると思う?」ってね。
そしたら、「だいじょうぶ。いけるよ」って、それで気合が入った。
だから今日は初めから前へ上がっていったんだ。

3周目くらいっだったか、第一コーナーの立ち上がりで前を走ってたライダーがスリップして落車した。
あのときはほんとに危なかった。
もうだめかと本気で思ったよ。
運良く後輪ロックしながらもよけることができたけど。
その後は全力で先頭に追いついて、そこからはずっと集団内をキープした。
最終コーナーまではとにかく切れないように。
すごくきつかった。

でも最後のスプリントはダメだった。
もう脚がこれっぽっちも残ってなかったからついていけなかったんだ。
そら悔しいよ。
やっぱり勝ちたいしね。

春から調子は上がってきてる。
今日はずっと先頭集団で走れたし。
とにかくレース中も声援が聞こえないくらい集中できた。
課題は最後までもつスタミナとスプリントかな。
まだまだシーズンは続くからこれからまたがんばるよ。


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美山ロード (5/31)

531miyama
 
[by イッチー]

日曜日はWhoo☆Bicycles3周年記念イベントの日。
でも僕はそれを蹴って美山サイクルロードに初参戦してきました。
一人で。

前日は興奮と緊張でよく眠れず、4時起きで美山に着いたのが6時前。
予想はしていたけどまだ雨はやまず道路はハードウェット。
知り合いもいないのでその辺ウロウロしながらライバルを観察。
僕以外のみんなはとても強そう。
あーやっぱり出るのやめて帰ろうとか考えながら7時前にようやく受付完了。
バイクの準備してカッパを着てとりあえずコースの下見に行きます。
人の後ろを走ると雨と水しぶきで前が見えない。
とりあえず一周半アップしてウォームアップオイル塗ってまたウロウロ。
そうこうしてるうちに僕の出るC3の出走サインが始まり、一人で暇な僕は前の方をキープできました。
何人か知り合いを見かけるももう列に並んでいるので挨拶もできず、ついにレーススタート。
そのころには何とか雨はやむも、路面は完璧にウェット。
いきなり後ろの方で落車があったようす。
僕はロードレースは初めてなのでとりあえず最初の一周はわけのわからないまま先頭集団後方について行きます。
集団内ではみんななんか「ラインキープ!」とか「減速!」とか叫んでます。
僕も成り行きで一緒に叫びます。
九鬼ヶ坂はポジションキープして登り、下りも無事クリア。
ところが下った先の鋭角カーブで一つ目の失敗。
重いギアのままでカーブに入り、立ち上がりでもたついてる間に集団後尾と15メートルくらいの差が出来てしまいました。
こうなるととたんに風の抵抗が増します。
恐るべし集団走行。
必死で集団に戻ろうとするもなかなか距離が縮まらない。
トンネル手前で集団のスピードが落ちたようでようやく集団に戻るもかなり脚を使ってしまいました。
とりあえず集団後方で来るべきアタックポイントにそなえ脚の回復を待ちます。
が、これが2つ目の失敗でした。
この辺から徐々にポジションを上げていかないと前にでるチャンスがなくなります。
でも僕は最後の九鬼ヶ坂の登りに備えて脚の温存を優先してしまい、結局前に出ることができません。
そうこうしてるうちに登りに入り、縦に伸びた集団の先頭は見えなくなっていました。
とりあえず必死で登り、下りも脚を回して最終コーナーをクリアー。
最後の直線を渾身スプリントし無事にゴールすることができました。
ゴール後はしばらく放心状態。
アールアウトできたのでまあ満足でした。
着替えてリザルトを見に行くとやっと知り合いを発見。
スグル君と監督さん、そのお友達です。
ほっとして健闘をたたえ合い、帰路につきました。

リザルトはC3 145名中40位。トップとの差27.25秒。Avg.39.21km/h。
初ロードレース、あまり練習もできてなかった中で、全力を出し切れたのでまあよい結果です。
帰ってサイコンをチェックしてみると最高速度はウェット路面でなんと69.3km/h!
最大心拍数は99%maxまでいってました。
レースのアドレナリンはすごい!

最後に快く送り出してくれた店長、イベントをサポートしてくれたチームのみんな、R.K.さんはじめ応援してくださった皆様、そして写真の使用をご快諾下さったjun.skywalkerさま、ありがとうございました。

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暮れなずむ二条城前で… (4/5)

041

[by センパイ]

こんにちは。センパイです。
4月5日は伊吹の日。がっつり登ってきました。

今回の伊吹山HCは僕にとってはじめての自転車レースでした。見るものすべてが「ほぇー」という感じで非常に刺激的でした。

往きの高速道路。自転車を積み込んだ車を結構目にします。途中でよったサービスエリア。トイレに長蛇の列ができています。会場の駐車場。ローラーでウォームアップしている人や辺りを周回している人が大量にいらっしゃいます。

レース開始前。大集団で移動します。歩道は一列で進むため、自転車の列は恐ろしく長くなってました。どこぞの民家の車庫から車を出そうとしていた方、その前を途切れず走る自転車軍団がいるため「お父さん、これ出られんよ」とおっしゃってました(ご迷惑をお掛けしました)。

スタート直前。混み混みです。あれ?その先の記憶がかなり不鮮明に。いやな記憶は消去されるわけです。てへっ。

レース序盤。こりゃえらい斜度です。心臓バクバク、呼吸はヒーヒー。これで最後まで行かれたら、と思ってたら下り。ほっ、こりゃいいわ、と思ってたらまたずっと上り。そんな感じでゼーゼー言ってたら12km地点になりました。去年はここまでだったそうです。正直、もうここでいいわ、と思いました。そこから先5kmが非常にしんどかったです。風も凄くて、気も萎えかけでした。大会スタッフの方々の応援に励まされる一方で、「あと3km」という声に「うぇー」と弱気になったりしました。ゴール前、「あっ」と思ったらチームのみんなの応援が! 残念ながらこれに応えるだけの体力は残ってませんでした。でもうれしかったです。

ゴール後は足取り軽く応援に参加しました。これが楽しかったです。レースのDVDなんかで山岳コースの時によく見るシーンを彷彿とさせました(もちろんコンパクトでしたけど)。

その後、長い下りに辟易しながら、よー登ったなとわれながら感心しつつ、無事、駐車場に到着しました。レースはこれで終わりました。終わってみればあっけない感じがしました。もちろん、登ってる時はしんどく、もう走るエネルギーはなく、さらにゴール後は内股からケツにかけての筋肉が痛み、身体にとってはえらいこっちゃだったんでしょうが、気分的には「アリ?」って思いました。これはアドレナリンの作用でしょうか?

京都に帰り着いてからの打ち上げ。これも非常に楽しかったです。飲みました。呑まれました。チーム参戦の醍醐味はこんなところにもあるかと思いました。しかし個人的にチームのありがたさを感じたのは、京都に帰り着いて一端解散する前でした。気付くと僕のタイヤがパンクしていたので、チューブ交換するハメに。皆の衆は作業完了を待っててくれました。場所は二条城の前です。人が行き交い、日も暮れる中、一人であの作業してたら、泣き出していたでしょう。

ほんとうにありがとうございました。


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You don't need money to have a good time ! (4/5)

038

[by matt]

おととしに人生の半分以上自分のアイデンティティーを感じる存在であった‘バンド’と言うものをやめた。
その後期半年くらいにロードバイクに何故かひきつけられ、気付けば自分の相棒が‘GIBSON’から‘TESTACH’にシフトしちゃった!
想像もしていませんでした!
自分がロードバイクのレースに出るなんて!
しんどかったっす!
Butそれより、なにより楽しかったDEATH!
初めてのレース、正直参加者全員自分より速そうに見えた!
だってみんな速そうな靴はいてるし、速そうな自転車やし、ウェアーも速そうやし、メットも顔面も体型も速そうやった!
But何故か全然そんなん気にならんかった!
スタートに遅れてスターターのおっちゃんに怒られたけどそれも気にならんかった!
それは自分より先にスタートするはずのThe☆Whooのメンバーが3人もいたからかもしれないが・・・
一人で走る時も誰かと走る時もいつもそうなのであるが、走るのは勿論何故だか楽しいのだけれども
休憩も大好きな自分にとっては今回は休憩までが非常に長い!
「早く休憩したいなぁ。腰痛いし、ケツも痛いし。早くメンバーに会いたいなぁ。でも何か楽しぃ〜。」
て感じで走ってたらたくや☆さんに抜かれた!
んでもって、それも気にせず「流石やなぁ〜!」と思ってたらゴール直前!
黄色い声援が聞こえて来たので「ここは思いっきりこがなアカンなぁ!」
と思い頑張ってみた。
すると次の瞬間むっちゃカッチョイー集団The☆Whooのメンバーの熱い声援!
涙がちょちょぎれそうに嬉しかった!
バンドも自転車もそれなりに金はかかるが、そこに金で買えないものがあるのです!
そういうものが好きDEATH!
The☆Whoo!最高っす!

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If I Ever Lose This Heaven(4/5)

[by mensoul]

もう既に過去のお話ですが、
我々が日常生活ではあり得ない心拍数で伊吹山を自転車で登っていた最中。
北朝鮮のアレが飛んでた訳で。

お役人のセンスってろくなものではないけども、
「飛翔体」って表現はとても良かったです。

ちなみにおもしろすぎる平成ガメラシリーズ、「ガメラ対レギオン」でも「飛翔体」って表現を使っていた記憶があり、
避難浴びまくりの「誤報」の原因が「ガメラレーダー(!)」だったという符号にグッときている今日この頃。

そうそう、この前のレースの話ですね。
初めて自転車レースに出た訳ですが、スタート地点でハードコアというか、デスメタルみたいな曲がとても微妙な音量でかかっており、「こういう音楽はもっと大音量で流しなさい。」と意見してやろうかと思ったり、何か注意ごとを説明している女の人がものすごいツンデレで、「もっとやさしくしてください。」と意見してやろ うかと思っていた位なので、あまり緊張感はありませんでした。

そしてとにかく登るのです。ひたすら登ります。一時間くらい。「登る」というより「昇る」のです。

荒れたアスファルトと、冬が抜けきらないスタティックな山の表情と、青空と、びゅうびゅう吹く風。
その中を、へんてこな自転車に乗り、へんてこな衣装を着た集団が駆けていきます。
共産圏で製作された、バランスの悪い娯楽映画を観ているような、なんだかへんな気持ちよさがあり、とにかくたまらん。

結果は、「よくがんばりました。」と言えばその通りで、「もうすこしです。」と言うにやぶさかではなく、「ぜんぜんだめです。」と言われれば首肯せざるを得ない、そういう結果でした。

来年も、天国へ昇れるかしら。

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