[by mensoul]
もう既に過去のお話ですが、
我々が日常生活ではあり得ない心拍数で伊吹山を自転車で登っていた最中。
北朝鮮のアレが飛んでた訳で。
お役人のセンスってろくなものではないけども、
「飛翔体」って表現はとても良かったです。
ちなみにおもしろすぎる平成ガメラシリーズ、「ガメラ対レギオン」でも「飛翔体」って表現を使っていた記憶があり、
避難浴びまくりの「誤報」の原因が「ガメラレーダー(!)」だったという符号にグッときている今日この頃。
そうそう、この前のレースの話ですね。
初めて自転車レースに出た訳ですが、スタート地点でハードコアというか、デスメタルみたいな曲がとても微妙な音量でかかっており、「こういう音楽はもっと大音量で流しなさい。」と意見してやろうかと思ったり、何か注意ごとを説明している女の人がものすごいツンデレで、「もっとやさしくしてください。」と意見してやろ うかと思っていた位なので、あまり緊張感はありませんでした。
そしてとにかく登るのです。ひたすら登ります。一時間くらい。「登る」というより「昇る」のです。
荒れたアスファルトと、冬が抜けきらないスタティックな山の表情と、青空と、びゅうびゅう吹く風。
その中を、へんてこな自転車に乗り、へんてこな衣装を着た集団が駆けていきます。
共産圏で製作された、バランスの悪い娯楽映画を観ているような、なんだかへんな気持ちよさがあり、とにかくたまらん。
結果は、「よくがんばりました。」と言えばその通りで、「もうすこしです。」と言うにやぶさかではなく、「ぜんぜんだめです。」と言われれば首肯せざるを得ない、そういう結果でした。
来年も、天国へ昇れるかしら。