The☆whoo

Whoo bicycles

  • http://www.whoo.jp
  • お問い合わせ
フォトアルバム

最近の記事

  • 未知の世界
  • GF吉野2019 SL ホントにSL完走など大それた事できるのか?…お前!の巻
  • もう、何なん吉野
  • 最後の!?“吉野の暑い1日”
  • 始めちゃいましたMTB
  • 愛媛UFOライドは参加賞付きでとても楽しくおトクなんですよみなさん❗️Specialぅ〜
  • 忘れられない1日
  • サヨウナラ!?吉野の暑い夏
  • 今年もGF吉野 2017
  • みんなで徳島ライド

カテゴリー

  • 2009 伊吹山HC (8)
  • GW☆2016 (7)
  • イベント参加 (24)
  • チームライド (9)
  • チーム練習 (77)
  • パーティー (1)
  • レース参戦 (48)
  • 個人練習 (36)
  • 映画 (3)
  • 最近思うこと (11)
  • 機材について (14)
  • 身だしなみ? (4)
  • 食 (2)
See More

アーカイブ

  • 2019年9 月
  • 2019年7 月
  • 2018年7 月
  • 2018年2 月
  • 2017年11 月
  • 2017年9 月
  • 2017年7 月
  • 2016年11 月
  • 2016年10 月
  • 2016年7 月

もっと見る

If You Want to Be President

[by mensoul]  2009/11/13

ご存知の通り、森繁久彌さんが亡くなられました。
っても、このブログを読んでおられる世代のほとんどは「ああそうね。」とはなくそをほじくりながら相づちをうつ程度だと思われます。
なにしろ享年96歳、最も有名な「社長シリーズ」や「駅前シリーズ」が作られたのは50〜70年代なので、MJ級のリアクションを期待するのは無理というものです。

しかし「森繁と自転車」、少なからず関係がある。
前述の「社長シリーズ」3作目「はりきり社長(1956)」での森繁は「太陽自転車」という会社の社長をやっています。つまり自転車業界が舞台。

Gazou1

とは言うものの、社長シリーズは森繁がいいように女にあしらわれる場面と、森繁と小林桂樹(秘書役)のまぬけな絡み、三木のり平の宴会芸(本作ではやってない)があれば作品として成立し、社長の生業がどうたらとかあんまり関係ないので、無理矢理見所をあげるとすれば、
社長室前に展示してある自転車の宣伝文句が素晴らしいこと(「実用車の倍の 能力を発揮する」→タンデム車)。
「ミスサイクル審査会」で水着美女が安定感悪く自転車に乗り、その後セクハラ測定を受けるシーン。
が挙げられると思います。

出てくる自転車は鉄製の重々しいものばかり、パーツにいちいち精肉売り場のごとくグラム表記がしてあるロードバイクとはえらい違いですが、VIVOのkilo men(ええ値段しまっせ)を本気で(買い物用に)欲しいと考えているわたくしにはグッとくるものがあります。

さあ、観たくて観たくてたまらなくなったでしょう。
でもざんねんながら、DVDとかにはなっていません。
追悼番組とかで、、、まあ、無いだろうな、、、。

今日の曲はThe Fugs。エキセントリック。
Gazou2

投稿情報: カテゴリー: 映画 | 個別ページ | コメント (2) | トラックバック (0)

Health and Efficiency

[by mensoul]

「ご〜はんがたけたよ〜」という炊飯器のCMを観るたびにイライラしている今日このごろ、チームブログのカテゴリーに「映画」とあるのを発見しました。

自分のせいです。

なので、再び映画について書いてみます。

今回ご紹介するのは、「女競輪王(1956)」

Gazou1_2

なんとDVDも発売されている様です。すぐ廃盤になると思うけど。
制作は新東宝。
新東宝といえば、中川信夫の名作「地獄」は別格として、「憲兵とバラバラ死美人」「ノイローゼ兄さんガッチリ娘」「海女の戦慄」「貞操の嵐」等々、タイトルを見ただけでは全くストーリーが想像できない、でも気になって仕方がない映画を50年代後半あたりに1ヶ月5本とか、とんでもないペースで撮っていた映画会社です 。
そして主演は肉体派女優前田通子、肉体派というと当時で言う京マチ子とか、最近だと杉本彩的女郎蜘蛛のようなキャラを想像するかもしれませんが、普通に可愛い日本美人。

魚屋の娘が峠越えで魚市場に通ううちに強靭な脚力を身につけ競輪界へ、破竹の連勝を続けると聞くとまるで「頭文字D」みたいですが、無駄にジャストサイズなTシャツ、短パンでのムチムチ練習風景、意味のない入浴シーン等を織り交ぜつつ、すけこましなトップ男性選手にお色気攻撃で「前を引かせ」たり、「勝利がすべてです 。」と大人の事情を無視し、あたりに迷惑をかけまくりながらとにかく勝ち続け、目標のレースで優勝するやあっさり引退、男前の許婚と結婚してしまうというストーリーは、最近量産されているどうでもいい、まるで記号のような純愛映画を観に行くのより1000倍心に残るものがあります。

そして最も気になるのが登場する自転車。
当然競輪なのでトラックレーサーなのですが、とにかくサドルが低い。ほとんどフレームに直付け、シートポストのかけらも見えず。ものすごくカッコ悪い(ちなみにマイトラックレーサーのハンドルを逆につけ、妙ちくりんなアップライトスタイルで実家に帰る名シーンもあり)。
当時のスタイルがそうだったのかも?しれませんが、単純にサイズが合っていない、もしくはプロ使用の自転車に、どしろうとの俳優をまたがらせて怪我でもされたらかなわんと(我々の乗っているようなタイプの自転車はサドルにまたがると足は絶対つきません。さらに競輪用にはブレーキがついていません)、サドルを思いっき り下げたんだと思います。
しつこいようですが、天地を揺るがすカッコ悪さ。

ロードバイクをお求めの方、信頼できるプロの店でちゃんとサイズを測ってもらいましょう。

今日の1曲はThis Heatでよろしく。

Gazou2


投稿情報: カテゴリー: 映画 | 個別ページ | コメント (2) | トラックバック (0)

"Boredom/Useless"

[by mensoul]

今年もあとわずかですね。
自分はこうみてもいい大人で社会人なので、12月は何かといそがしい。
例えば、
「デコトラの鷹/会津・喜多方・人情街道」
を観たり。
「デコトラの鷹/恋の花咲く清水港」
を観たり。
「デコトラの鷹/愛と涙の男鹿半島」
を観たりと、とにかくいそがしい。

なので、今月は今のところ2回しか走りにいっていません。

仕方ないので、文化系ロードバイクチームにふさわしい?お話をひとつ。

自転車と映画。といえば、最近公開された「シャカリキ!」とかアニメの「茄子なんとか」になるのでしょうが、個人的な理由でおそらくこの2本は一生観ることがないでしょうし、よそさまのロードバイクブログでは死ぬほどネタにされていると思うので、書きません。

「青春PARTII」って知っていますか?知らないですね。
90c28ft829082818292829487u

ヌーヴェルバーグの陰気くささとオルタナ魂にあこがれて設立された、びんぼう映画会社「アートシアターギルド(通称ATG)」が1979年に配給した映画です。

陸上競技でそれなりの成績を残した主人公が、大学進学を挫折して競輪選手になる。と聞けばスポ魂的なイメージをお持ちになるでしょうが、つぶれかけた親父の鉄工所を無理矢理つがされそうになってみたり、アルバイト先の造船所でそそのかされて暴走族になってみたり、「やりたい」一心であばずれホステスに金を貸してみた り(当然やらせてももらえず)、「ロックハウス」でナンパした女の子を妊娠(その後堕胎)させてみたりと、競輪と一体どんな関係があるのか、な伏線が満載のくだらなくもすばらしい内容。
とはいえ「えびボクサー」的なおもしろB級センスがある訳ではなく、70年代気分満載のひたすら辛気くさく内省的な映画で、まあ観なくてもいいのですが、唯一見所をあげるとすれば、若き日の中野浩一が出てることでしょうか。

ATGって、大島渚や市川崑、寺山修司や井筒和幸も撮ってて、アート系の映画会社としては凄いところなんですがね。

あと、ひきこもりのじいさんが観ているアレにアレが!の「アメリ」とか、"Six Degrees of Kevin Bacon"の法則でおなじみ、ケビン・ベーコンがアレに乗りながらアレをする「クイックシルバー」とかありますが、年末年始、おヒマな方は各自調査ということで。

くだらない話で申し訳ない。
ですが、一見くだらないもの、ゴミのようなものに真理があると信じて41年間生きてきたので、いまさら後戻りはできません。
来年もこんな感じでよろしくお願いします。
とりあえず、年明け3日にお会いしましょう。

さて、「デコトラの鷹/火の国熊本親子特急便」を観なければ。ああいそがしい。

今年最後はBUZZCOCKSでお願いします。
Buzzcocks783864


投稿情報: カテゴリー: 映画 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)