[by ジョージ] 2010/5/5
5月5日。
子供の日。
でも、オッサンにとっては
ビワイチの日。
琵琶湖1周の日なのです。
自分にとっては
先日の伊吹ヒルクライムと同じくらいの
今年のビッグイベント。
実は20年ほど前、大学生の頃に高校の同級生と
琵琶湖1周にチャレンジしたことがありました。
厳密に言うと一周ではなく、
琵琶湖大橋より北を回る北湖一周。
でもあと数キロを残してパンク。
予備チューブを持っていなかったため
あえなく断念。
そんな事もあり、今回はなんとか1周したかったのです。
朝7時半に近江大橋の西側で自走組と合流し、
完全1周目指して7人で出発。
そして琵琶湖大橋で北湖組と合流し、
総勢17人が3チームに分かれて北湖を走ります。
天気も良くて、ほんまサイコーに気持ちいいです。
やっぱりみんなと走ると楽しい。改めて思います。
そして湖西での最後の休憩後、再び1周組7人で
ゴールの浜大津を目指します。
残り10kmほどの地点で、
おもちくんがハンガーノックになったり、
papaさんのマシンから異音がしたりと
ちょっとしたハプニングはありましたが、
午後6時、出発した7人全員で無事ゴール。
いやぁ〜長かったです。
でもなんとも言えん達成感です。
ほんとはみんなと「やったぁ〜」と
抱き合って喜びたいところですが、
汗で塩を吹きまくっているルドルフくんの
背中を見るとついつい躊躇してしまい、
いつもの練習後のように
「お疲れさ〜ん」とみんなと別れるのでした。
そして車での帰宅途中、
琵琶湖を1周できた喜びを1人かみしめながら思うのです。
20年前に出来ひんかった事がやっと達成できて、
5月5日の子供の日に、
自転車乗りとしてちょっとだけオトナに
なれた気がしたオッサンでした。
最後に、
一緒に走ったチームのみんな、
そして一緒に参加してくださったREVER Racing Teamのおふた方。
お疲れ様&ありがとうございました。
おかげさんで、
夜の部ではサイコーにウマイ酒が飲めました。
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[by センパイ] 2010/4/11
「やっぱホイール気になりますよね」
「最近とくにLightweightが攻勢かけてきてるなぁ〜」
「そうですよね、KUOTAのインプレとか、あればっかりはいてますからね。えっ、じゃ、papaさん、次はホイールですか?」
「いや〜、さすがにもう。あとは鍛えて…」
と、こんな物欲会談が繰り広げられていた車中。レース対策を練るでもなし。トレーニング方法を熱く語るでもなし。しかし向かう先はヒルクライム・レースの会場。
さる4月11日は第3回パナソニック・ヒルクラムの日。僕はpapaさんの車に乗っけてもらい、皆の衆とともに伊吹山へ向かいました。今年は昨年に引き続きの参加で、二度目となります。ちなみに昨年のパナソニック・ヒルクライムが生まれてはじめて参加する自転車レースでした。ここから第二の自転車人生が始まった、といっても過言ではありません。
パナソニック ─ あぁ、なんと奇妙な縁でしょう。第一の自転車人生の始まり、僕が生まれて初めて乗った自転車が「ナショナル製」でした。このマシンは特撮「イナズマン」のキャラクター商品でした。もっとも、これは兄のお古でした。では僕が初めて買ってもらったマシンは?そう。これも「ナショナル製」。イルカの絵が描かれた通称「いるか号」。残念ながら、このマシンは「僕には大きすぎる」という理由で、購入後早々に僕の手を離れ兄の手に。購入前からすでに結論ありきのような気がしますが、そこは大人の計算。子供に通じるわけはありません。わが子の醸し出す不穏な空気に、さすがにマズイと思ったのか、父は先のイナズマン号にベリーチープなクラクションをつけて事態の鎮静化に乗り出しました。「わが 子よ、イナズマン号は前よりすごくなったぞ」「いや、お父さん、そうじゃなくて、いるか号よりすごいボロいんやけど…。」あぁ…。その後の展開は忘れてしまいましたが、思えばその時に僕の自転車への執着心に火がついたのかもしれません。
自転車と物欲。このテーマを語る時、常に「トレーニングが先か、機材が先か」といったお決まりの問答が繰り返されるわけです。速くなりたいが、しかしキツイのはいやだ。楽して速くなるには良い機材を買うのが手っ取り早い気がするが、しかし小遣いが…。
こんな問答をするまえに、「走りなさい、さすれば速くなるであろう」と自転車の神様はのたまうかもしれません。んが、そこをなんとか、というのが人の情。今回の結果? まぁ、それはいいじゃないですか。機材あっての自転車競技。トレーニングもいいけど、機材もね!(逆か?) やっぱ超軽量ホイールが欲しいなぁ。へへ。
はたしてこれで伊吹参戦記になったのだろうか…。
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[by のぶなり] 2010/4/21
こんちわですっ!
チームwhooの「のぶなり」です!
水曜日休みのわたくし、21日も行って参りました!
午前は、チームのドン「たくぼんさん」
あっ、いやいや、「たくやさん」(ほぼ無理矢理ご一緒!笑。)
午後からは、5月の鈴鹿エンデューロでご一緒させてもらう方(F氏さん)と、コギコギしてきました!
う〜んっ!やばい。有り得んくらい自転車日和でしょっ♪
気持ち良すぎっ!
午後からなんて、ほんとにチャリの為の天気か?ってくらいのナイス気候っ!
んーグレイトーっ!ですなっ♪
超方向音痴なわたくしは、F氏さんに引っ張って貰って無事市内の方(家の近く)まで案内してもらいました。
週初めまでは、雨予報だった水曜日、予想裏切り晴天ありがとーですねっ!
自転車最高!ロード最高!皆さんっ、ご一緒にっ!
って感じなこの上ないお休み、ありがとーございましたーっ!
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[by papa] 2010.4.11
私はSchleck 兄弟のファンである。
右の大腿四頭筋にはFrank、左の四頭筋にはAndyと名付けている。というのは冗談であるが、アルプスでアタックする姿に惚れている。
昨年、偶然にもAndyと身長が同じことを知った。Andyとの体重差10kgを埋めるため、秋からダイエットを始めてなんとか3kg減量した。しかし、どう頑張ってもAndyの体型にはなれなかった(笑)
今年は新しいバイクがレース前日に間に合った。AndyのSpecializedにもかっこよさでは負けていない。これはやるしかない。
ヒルクライムの当日はあいにくの雨だったが、晴れることを信じて車の中で集中力を高める。祈りが通じたのか直前に晴れた。ウォーミングアップもそこそこに集合時間になり、緊張するまもなくあっという間にスタートとなった。
昨年はスタートダッシュで置いていかれたが、今年は違う。なんとか先頭にしばらく付いていく。濃霧の中で、ほとんど周りが見えないのがよかったかもしれない。淡々と一定の出力で登っていくことができた。ただ得意の下りが怖くて行けなかったのがちょっと心残りであった。ラスト1kmからもっとがんばるつもりだったが、AndyもFrankも痙攣しそうになり、残り700mがえらく遠かった。残念ながらAndyのようなアタックは夢幻と終わった・・・
結果としては昨年とは10分以上短縮できた。だが私の前には200人以上いる。
Andyと私の間はどんだけ遠いんだろう?私といっしょにあなたもAndyを目指しませんか?(爆)
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[by ヒロ] 2010.4.11
僕のヒルクライム歴についてはロードバイクとの出会いだとか、
最初に登った峠がどんな感じだったかとかそんな下らないことを
デビッドカッパーフィールド式にあれこれ語ってもいいんだけど
一言でいうならば足攣りとの戦いだ。
過去参加したヒルクライムレース及び鈴鹿エンデューロで洩れなく
僕の足は攣っている。
昨年の伊吹山などは特にひどく、ゴール後にはシューズが履けなくて
頂上をずっと靴下でうろうろしていたほどだ。
だから大会のチラシや広告の片隅で爽やかな笑顔を振りまいている僕の
足元は実は靴下である、写ってないからいいけど。
だから今回第3回伊吹山パナソニックヒルクライムに挑むにあたって、
僕が最重点課題として取り組んだのが足攣り対策であったのも至極当然で
あると言えよう。
作戦その1、肝臓を強化しよう
足が攣りやすいのは内臓に問題があるという情報を入手した僕はこの1年
ウコンの錠剤を飲み続けた。
結果、少しお酒に強くなり晩酌の量が増えた。足は相変わらず攣る
作戦その2、ふくらはぎを鍛えよう
これはそのまんまふくらはぎを鍛えてみようというもので、「ドンキーカーフレイズ」
を時折行っていた。思い出した時にやる程度だったのであまり効果はなかった。
作戦その3、なんだかよく分からない怪しい薬に頼ってみよう。
トライアスリートが使用するらしい攣りそうな時に舌の裏にスプレーすればあら不思議
ピタリと痙攣が止まるという秘薬をネットで購入してみた。
これは10キロ地点以降かなり多用したが少しは効果があったような気がしないでもない
少なくとも口にスプレーを噴射しながら走る僕の姿が周囲にプレッシャーを与えていたであろうことは
想像に難くない。
作戦その4、なんだかよく分からない怪しい薬に頼ってみようその2。
特に足攣りに効果があるという「芍薬甘草湯」なる漢方薬を飲んでみた
これは本来足が攣ったあとの痛みを早く治めるための薬らしいので
走る前に飲むことに意味があるかは分からないが、この文章を書いている現在
足攣りの後遺症は例年よりも軽微なので意図したのと違うところで効果はあったと思う。
作戦その5、コンプレッションタイツ
この日のために2XUのコンプレッションカーフガードを購入してしかも当日の朝まで
着用せずに保管していたからもう着圧マックスである。
こいつは過去の経験上信頼しているし欠かせない。しかしレーパンと組み合わせて履くと
くの一のコスプレみたいになってしまうのが玉に瑕だ。
作戦その5、バナナを食べよう
バナナいっぱい食べたよ
・・・とまぁ下手な鉄砲数打ちゃ当たるとばかりに作戦を用意し挑んだ
今回の大会は・・・
10キロ地点で足が攣り始め、左ふくらはぎが痙攣。
続いて両足首が完全に攣ってしまい全く曲げられないラスト1キロ地点では膝から下が
棒のようで感覚が殆ど無かった。普通ならここで諦めてしまうところだろう。
だが足攣りマスターは思った、「棒なら踏める、義足だと思えば全然行ける!去年より全然ましだ!」
もちろんラストスパートとまではいかないが周囲のペースを見てもそれほど悪くない速度を維持して
走り切ることが出来た。正直出し切ったと思う。
結果に満足出来なかったとしたら、それは今日じゃなくて今日以外の364日の頑張りが足りなかったからだ
さぁ頑張ろう、来年に向けた足攣り対策も既にいくつか考えてある。
勿論その中に地道に自転車に乗って鍛えるという作戦は入っていない。
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初レース。初ヒルクライム。チームで試合にいくなんて何年ぶりだろう。
中学生のとき剣道部の試合で、何台かの父兄の車に便乗して防具や竹刀を積み込んでいったときのようだ、と思い出した。
前輪を外して、サドルを外して、aquaを車に乗せて、集合場所で皆と合流して暗雲たちこめる伊吹山へ。
けれどなんとなく、きっとスタートまでに雨はあがるさという軽い気持ちがあった。
そしてそれは現実になった。
僕が子供のとき、自転車に乗り始めたときは後輪に補助が2つ付いていた。ある日
母親が片方の補助輪を勝手に取り外したとき、猛抗議した。何すんねん、と。
母親は、「こうしていかないと、一人前に乗れるようにならんでしょ」と、もがく僕を諭した。あきらめて、こける恐怖に立ち向かって乗った。
そのうちもう片方の補助輪もとれて、やっと二輪車になった。
あれから20年以上もたって、それでもフレッシュな気持ちで自転車に乗れることはすごいこと。ヘッド、ダウン、シート、そしてトップの4つのチューブに体を預けて11キロちょっとの登坂に挑んだ。
いくら登っても視界は雲とガスで真っ白。頭も真っ白。苦しいけれど、途中で同じWhooジャージを着た仲間たちが追い抜いていくのが見えた、みんな頑張っている。その姿が何より僕にとっての補助輪になった。あと600メートルと沿道の人が言う。本当かよ、こんなに長い600メートルなんてあるのかよ、と、もうダメだと思って根性のダンシング。
残り少し、さすがにもう立ち漕ぎも続かないと思ったとき、またWhooジャージが横をパスしていきながら「行くぞ!」と声をくれた。倒れそうな心にまた補助輪をくれた。
なんとか行った、ゴール線まで行った。
結果は情けないものだった。自分がいかに情けない姿で登っていたか、先にゴールして迎えてくれたチームのひとたちが教えてくれた。
「死にそうだぞ」 ええ、もう、いっぱいいっぱいです。
「トップチューブから口までが、ヨダレのチューブで連結されてるぞ」 ええ、もう頭が上がらないので補助チューブです。
僕のヨダレチューブが外れるまで、あと何回惨敗して、何キロ乗ればいいのだろう。
それまで、aquaのトップチューブにヨダレを流しつづけるだろう。
「もう一人前なんだから、ヨダレはやめなさい」と言ってもらえるまで。
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あれから一年・・・。
あっという間でした。
このチームブログで、
伊吹ヒルクライムに参加した
メンバーの記事を見て、
「自分も伊吹を走ってみたい」
と思ったのがちょうど一年前。
そしてチームのメンバーとなり
週末にはみんなと京都のあちこちを
走ったこの1年。
そうしてようやく迎えた4月11日の本番。
いやぁ〜しんどかったです。
距離は12kmに短縮されたとはいえ、
やっぱりしんどかったです。
タイムも他のメンバーとは比べもんに
ならんくらい遅かったです。
でも、そのしんどさも含め
その日の出来事は全て脳裏に
楽しかった思い出として
焼き付いています。
伊吹へ向かう途中、
休憩に立ち寄った多賀SAで
降りしきる雨を呆然と眺めていた
みんなの顔。
集合場所からスタート地点までの
移動中に たくや☆リーダーの言った、
「最後までアウターで上りきったら
ボーナスポイントが加算されますよ」
というワケの分からんウソ(笑)
スタート後間もなく、
スルスル〜と集団の前へ出た
同列でスタートしたpapaさんの
大きな後ろ姿。
あちこちから聞こえてくる
「ハァハァ、ゼェゼェ」という
体に悪そうな息づかい。
ピピピピ・・・と鳴り響く、
誰かの心拍センサーのアラーム音。
ガチャガチャと聞こえてくる
変速の音。
「がんばれぇ!がんばれぇ!」と
自らを大声で激励しながら登る
元気なおとっつぁん。
追い抜きざまに
「The☆Whoo ファイト!」
と声を掛けてくれた
ブルーのPINARELLOに乗った
見知らぬお兄さん。
要所要所のコーナーで
「頑張って頑張って!」と
絶えず応援してくれたスタッフの方々。
もやで数メートル先が全く見えない
恐怖の下り。
見えた瞬間
最後の力を振り絞った
残り700mの標識。
必死でもがきながら聞いた
「残り50m!」の
誰かの叫び。
徐々に近づいてくる
ゴール付近からの
黄色い声援。
雲の中から突如現れた
ゴール上空に掛かる
「Panasonic」の青い幕。
そしてゴール。
先にゴールしていた
たくや☆リーダーの
「お疲れさま!」の
労いの言葉。
続々とゴールしてくる
後続スタートの
メンバー達。
そして、京都に戻ってから
乾杯したビールの味。
ああ、楽しかったです。
家庭を持ってからは、
年齢的にも我が子の成長だけが
楽しみかな、と思っていたのに、
自転車に出会ってからは
自分の成長
(実際にはを老いとの戦いですが)
をも楽しめるようになったこの一年。
ほんとにいい自転車、
いい仲間に出会えて良かったです。
一年後にまた
みんなで美味しいビールを飲みたい。
それを励みに一年間
頑張っていきたいと思います。
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ヒルクライム伊吹の前日。
用意したのは決戦用バイクではなくDNSの言い訳。
自分はクライマー向きじゃない
伊吹に対するモチベーションがない
目標はロードレース
思うような練習ができてない
減量してない
天気悪そう
などなど。。。
出ないつもりが90%。
でも残り10%の自分が心の中でまだ迷っている。
「明日のレース、走る気がないのだけれど、どう思う?」
「じゃあ、やめればいいじゃん!」
この一言で天邪鬼な僕の闘争心が甦る。
なんたる優柔不断さだ!
いろんな言い訳を用意したけど、本当は苦手な登りのレースで自分に勝つ自信がないだけだった。
また負けるのが嫌なだけ。
ふらっと立ち寄った店で居合わせたチームメイトに
「明日一緒に出よう!」
と言われ、これで気持ちが決まった。
帰って今度はバイクを決戦仕様に用意した。
当日は雨。
コンディションは最悪。
でも言い訳はつくらない。
走るなら全力で行く。
今まで走ったレースはほとんど雨だった。
かえって気合が入る。
周りを走る選手は気にしない。
景色はガスで見えない
サイコンも見ない。
ただ自分の足の感覚だけを頼りに走る。
成績はどうあれ今の力は全て出し切ることができた。
やっぱり出てよかった。
レースには走るための言い訳がたくさんあった。
出る気にさせてくれた仲間たちに感謝。
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聞いてくれ。こいつはマジな話だ。
ちょっと前の話さ、三月だっていうのにえらく天気が良くってね、凄く気持ちのいい日だったんだ。俺は部屋でゴロゴロしながら携帯をいじくってたのさ。そしたら或る事に気付いたんだ。俺の携帯には音声で相手に電話を掛けることが出来る機能がついているってことに。おったまげたね。なんせ携帯のマイクに向かって名前を呼ぶだけでコールしてくれるんだ。まるでSFだ。「ハイテクにっぽん」って叫びたかったさ。俺は嬉しくなって是非トライしてみようと思ったんだ。でも、その時ピーンときたね。TVの前に転がってる「24」のDVDを見て思いついたのさ。冒頭のシーンで主人公のジャック・バウアーはいつも「俺の名前はジャック・バウアー」って言うのさ。俺はその声を彼女の携帯をコールするための声として登録してみようと思ったんだ。自分でもビックリしたね。なんてイカしたアイデアなんだって。凄く興奮したのを憶えているよ。携帯をTVのスピーカーに近づけて難なく登録したさ「マイ・ネーム・イズ・ジャック・バウアー」をね。
で、登録してから気付いたんだ。「俺はジャック・バウアーの物真似が出来ない。」って事にね。これには参ったね。ショックだったよ。人生っていうのは上手くいかないものだっていうのは身をもって知っていたが、こいつは正直へこんだね。何故って?決まってるだろ。なぜなら彼女に電話を掛けられないからさ。30分ほどショックで放心していたさ。でも気付いたね。「ヤルしかない。」ってね!
ソレからは猛特訓さ。何度も何度も「ジャック・バァウアー。」そう何度も納得のいくまで「ジャック・バ・ウハァー。」
ん? で、どうなったって? オー ベイビーそう急かすなよ。それに俺が伝えたいのは、この話の結末じゃあないんだ。俺が言いたいのは、俺は京見峠とかを登ったり降りたりしている時はこういう事を考えているって事さ。
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