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グランフォンド京都(前半)

[by ジョージ]  2013.4.20

 

4/15 週明けの月曜

太ももにはパンパンの張りと痛みが、、

そして心にぽっかり穴が空いたような虚脱感が・・・

 

これはきっと、昨日、一昨日の土日の2日間が

あまりにハードで、そして楽しかったからでしょう。

 

4/14(日)は『グランフォンド京都』の日。

それに参加するために前日の13日の早朝より、

スタート地点であり宿泊地でもある網野へ自走で

向かいます。

 

福王子の集合場所に集まったのは、半年前と同じく

papaさん、アーサーさん、GOSSYくん、

そして私ジョージの4人。

名付けて「丹後カルテット」。

丹後に行く時は、なぜかこの4人が集まるのです。

 

全員、自称雨男ですが、天気予報では2日間とも

晴れの予報で問題なさそう。

唯一の問題は、まだそんなに走りこんでいないこの時期に

往復350km以上もの距離を無事完走できるかどうか?

ってことで、『頑張らない』を合言葉に6時半過ぎ、

みんなでゆるりと出発です。

 

見送りのために集合場所にガミくん、

そして出発後途中で王子くんが合流。

6人で周山を北上し、杉坂でお二人とは別れです。

見送りアリガトー!

 

その後まずは細野の交番前で休憩。

そこで、出発直後から調子の悪かったアーサーさんの自転車をチェック。

リアの内側3枚にシフトチェンジできなかったみたいですが、

ケーブルを調整して無事完了。

 

そしていつものように日吉ダムで2回目の休憩。

その後、胡麻からR27に出て先頭交代しながら綾部へ向かいます。

 

綾部への途中、トイレ休憩に「市場」交差点の

ローソンで3回目の休憩。

ここで軽く食料を補給です。

この頃には気温も上がり、チョー暑い。

 

そうして和知を過ぎ、綾部に到着したのは11時半頃。

いつものローソンで長めの休憩。

しっかり食べてスタミナ補給です。

 

そして平地が続くのどかな田園風景を抜けて

やって来ました大江山。

いつもならそのままの流れで上りに突入ですが、

今日の合言葉は『頑張らない』。

 

ってことで、いつもは素通りする青鬼のいる観光案内所で

ちょっと休憩です。

Image001

空は快晴、桜も綺麗。

いつもと違ってほんとのんびりムード。

めちゃくちゃ楽しい。

 

そしてハイテンションのまま

大江山へ突入ですが、頑張らずにゆっくり登坂です。

 

でも若いGOSSYには物足りなかったのでしょう。

斜度が上がると一気にスピードUP。

あっという間に視界から消えたかと思うと、

今度は上から一気に下ってきて下の方へ。

忘れ物でもしたのかと思っていると

どうやらもう一本おかわりをしに行ったとのこと。

そのパワー、ちょっと分けてほしいもんです。

Image002

その後いつもの「二瀬川」の休憩所で休んだ後、

みんなでしゃべりながらのんびり頂上目指して登坂。

そうして頂上到着後、スキー場付近から一気に下ります。

 

 

 

そしてこれまた半年前と同じく、

下りの途中で左へ大きく分岐し、

向かうは例の激坂峠、『ラーメン峠』。

 

この峠、きっとちゃんとした名前があるんでしょうが

我々の中では、ラーメンを食べるために超えるので

いつの間にか『ラーメン峠』と呼ぶことに。

 

昨年は半泣きで越えたこの峠。

2回目ならちょっとはマシかなと思ったのも大間違い。

やっぱりチョーしんどい。

後半はちょっと斜度が緩くなるものの、

途中は脚を休める場所が全く無く、

ほんまにツライ。

 

でもここでもGOSSYは序盤から一気に飛ばして

あっという間に消えていきました。

さすがに今度はおかわりはありませんでしたが。

 

そうしてなんとかラーメン峠をクリアして

ようやくのラーメンタイム。

時間は14時。

 

お腹を満たした後は、交通量の多いR312を避け、

大宮、峰山の旧道を北上し今夜の宿を目指します。

平地でのんびりと思っていたら、

海からの風が強くて強くてもうたまりません。

完全な逆風の中、先頭交代して頑張りますが、

ここで残っていた脚を全て使い切ってしまったようで、

最後は太ももが攣りまくり。

 

それでもなんとか耐えて、16時すぎ、ようやく八丁浜の宿に到着です。

家からの距離は170km。久々のロングにしては頑張れた感じ。

 

その後、前日受付を済ませ、お風呂、夕食、そしてビールで乾杯。

そうして翌日のことを考え19時半、早々と消灯となり、

楽しかった1日目は問題なく無事終了したのでした。

  Image003

 

後半につづく

 

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楕円・だえん・ダエン

  DSC01284

[by papa]  2012.10.29

 

楕円のチェーンリングって御存知ですか?  

巷では有名で、使っている方のほとんどが効果ありと書いている。

ツール・ド・フランスで優勝したウィギンスも使っている(正確には楕円ではないが)。

 こういう怪しげなパーツを大好きな私が興味をもたないはずがない!。

チームでも何人か使っていて良さげなのでRotorのQ-ringsについて調査。

 一つ目の問題点。

カンパのノーマルクランク(53-39)に付くQ-ringsは53-40しかない。

最大56-42Tのチョー漢ギアである。

こんなん踏めるんかいなという不安もあったけど、後ろを12-27Tにすればまあなんとかなるさとお気楽に注文。

2つ目の問題は、そのままではチェーンリングは装着できないらしいということ。

フィキシングボルトを別途買わないといけないようだ。

カンパで導入を考えている方、ご注意を。

しかしこれぐらいではパーツフェチの心は折れない。

たくやさんに丸投げで装着、調整、ついでにGoreケーブルへの交換をお願いした。

注文してから5日で完成!それが9月初旬のこと。

なぜこんなに日記が遅くなったかというと、Q-ringsの説明書に「だまって500km乗ってから語れ」(意訳)と書いてあるから。

ようやく1000km以上走ったので個人的な感想を書く。  

 

最初の100kmぐらい。鈍感なのかまったく違和感はない。

ギクシャクした感じになるのかと思ったが普通に回せる。

ただ、今までと同じギアで回すと、あっという間に脚が無くなる。

初日は神明峠前半で脚がなくなった。

ただし重いギアを踏んでいるからなのか以前より早く走れる感じがする。

走った後に疲れるのはお尻の筋肉、臀筋群。股関節を伸ばすときに力がかかっているようだ。

あとふくらはぎにもやや違和感あり。足関節に力がはいってるのか?  

500kmぐらいまでは、臀筋の疲労感は続く。

気づくのは今までより軽いギアで回すと楽になること。

今までは88回転ぐらいが普通だったのが、100回転以上での巡航が楽になる。

軽いギアを回したほうが楽なのは当たり前だけど、それが自然に回るようになってきた。

ダンシングもスムーズになった。下死点でスッと抜ける感じがするので、激坂でも今までより長時間ダンシングが続けられる。

グランフォンド吉野の足ノ郷峠をノーマルクランクで登り切れたのは楕円リングのおかげだと思っている。

500kmを超えるとほぼ違和感がなくなる。

臀筋だけが張るという感じもない。

確実に平地の巡航速度が上がった。

以前より高速で走れる時間が長くなる。

坂では軽いギアをクルクル回せるようになるので、登りもちょっと早くなった。

ただ27Tを使い切るような激坂は今までとかわらず遅い(汗)。

1日100km以上走っても翌日の疲労感が以前より少なく感じられるのは気のせいか?

GF吉野を200km走った翌日でもwhoo bike hikeで140km走れたのだから気のせいでは無さそうである。  

一番問題と思われるのが、フロント変速であろう。

しかし全くの杞憂であった。

元の変速より良くなったぐらいである(笑)。

カンパの変速がどんだけ悪いねんということかもしれないが、普通に変速する。

アウターへのチェーン落ちが2、3回あったぐらい。

アウターではロー側3枚ぐらいはトリム操作が必要。

使おうと思えば、アウター・ローも使える(使わないけど)。

あとチェーンの長さにも注意が必要かも。

楕円リングに替えても元のチェーンで乗ってたけど、回転に抵抗感を感じるので2コマ長くしてみたら軽く回るようになった。

チェーンが新品になったせいもあるかもしれんが。

チェーンにより負担がかかっていると思うので、良いチェーンを使ったほうが良さそうだ。  

 

ということでCULTベアリングに比べると、はるかに費用対効果が大きいパーツ交換であった。

もうちょっとギアの大きさを選べると良いのになぁということだけが不満点(カンパユーザー限定)。  

 

以上は個人の感想であり、効果を保証するものではない。  

( -`д-´)キリッ

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未確認 四足歩行 真っ黒い

 

[by ハカセ]  2012.10.5

 

先日、チームのメンバーが、北白川にツキノワグマが出没したというニュースを知らせてくれました。

驚きですね。
ツキノワグマといえども、遭遇したら危険です。
もちろん私も山を走る際は警戒してました。

はい。


でもね、


出たんですよ
あいつが・・。

黒いあいつが・・・・・



で、今回の日記は、先日私が体験した「たった5秒間の出来事」を、長々と 書き綴ったものです。
今回も長いですから、めっちゃ暇な人だけ読んでね。


**********************************************************************
先日、久しぶりに朝練です。

ウッディー→広河原→佐々里→美山→周山→ウッディー

という、いつもの80 km周回コースのタイムアタック。

もう9月も半ば近くになって、とても涼しくなりました。
表佐々里の登りで過去最速ラップをたたき出し、気分よく裏佐々里を下って いた時のこと。

つづら折りの急斜面を抜けて、緩やかにワィンディングした場所に出た瞬間、

1


ぱぉ!


うわぁ!!!!!!!!
ぎゃぁぁぁぁ!!!!!!!!!!
何じゃあの黒い生き物は!!!!


出たか!!?? ついに。



ヤツですよ、ヤツ。
ニュースになっていた、あれですよ、きっと。
間違いない。



ヤツが、ヤツが、ついに今私の目の前に現れました。

目の前に、「真っ黒い」、「四足歩行」の「未確認」物体が・・・・・。



あぁ・・・・・・、これだけで心臓止まりそう。

もう死ねる・・・・




なんで、なんで、よりによって今なんですか。

なんで、なんで、よりによって私なんですか。

神様、わたし、なんか悪いことしましたか?





しかも、しかもですね、そいつが道を1/3ぐらい塞いでるんですよ。

はい、もう詰みました。
無理です。
死を覚悟しました。


ごめんね、嫁、娘、息子・・・

パパが自転車なんかにうつつを抜かすから・・・
パパが張り切って朝練なんかするから・・・
パパがロードバイクなんか買うから・・・
パパの家の近くにちょっと小洒落た自転車屋ができたから・・・・・
そこの店長が無理矢理バイクを買わそうとしたから・・・・
イヤイヤ




さて、どうしましょう。
どうします?


敵との距離約100メートル。

言っておきますけど、みなさん、ここは佐々里の下りです。
軽くワィンディングしてるけど、おそらく時速40 kmは出てるでしょう。
秒速11 mです。

いいですか、あと数秒で敵と接触です。



接触?



接触って、= 死 DEATH。




いいですか、とにかくあと0.何秒かのうちに決断せねばならないんです。

逃げるのか、戦うのか。 (イヤイヤ、戦うて・・・・)



こういう瞬間って、本当にいろいろなことを考えますよね。
実際には一瞬なんだろうけど、何秒も時間が過ぎたように感じる。
こういうのってありますよね?



「未確認 四足歩行 真っ黒い」が私の目に飛び込んでからおよそ1秒間。
今振り返ってみると、私はこんなことを考えていました。



あ、クマだ!

あの大きさからすると間違いなくツキノワグマだ。
ヒグマではない。

とすると、やっぱり先日ニュースになっていたやつか・・・

しかしここは美山。大原からは相当離れてる。

いくらクマでもそんな距離を数日で移動するんか?


いやいや、別のクマかもしれない。

うん、きっとそうだ。
美山にはクマがいる。

そういえば、ウッディーで剥製をみたぞ。

ということはエサが少なくてここらを徘徊してるんだな。

まぁ、ヒグマでなければ、一撃での瞬殺は避けられるな。ヨシヨシ



いや、まてよ。

あの背中の角度・・・・・・

2

クマにしては不自然やな・・・。

四足歩行にしてはやけに起立している。


!?!?!?

まさか!!




ゴリ ラ!!??




いやいや、それはないやろ。

ここに野生のゴリラがいるわけない。

うん、きっとツキノワグマだ。


いずれにせよ、危険な相手であることにかわりはない。

問題は、ブレーキするか、突破するかや。





この距離だと、うまくブレーキングすれば敵の手前20メートルぐらいで止 まれるな。

そこでもし敵が襲ってきたら反対方向に逃げる。

よし、これなら安全だ。

朝練は中止だけど、ここは仕方ない。安全に安全に・・・。







いや、まてよ・・。


このシューズで走って逃げるのは無理やろ。

やっぱ自転車のままか。

迷うなぁ・・・

方向転換せなあかんけど、シューズで走るよりは安全やろ、きっと。





いやいや、まてまて。よく考えろ。

自転車で反対方向に逃げるってことは、裏佐々里の登りやぞ。

万が一、敵がずーーっと追いかけてきたらどうすんねん。

登り続けなあかん。

今足が疲れてるから、どんなに頑張っても時速25キロが限界や。

ツキノワグマの平地移動速度は・・・・・



あぁ、やっぱり無理や、時速25キロってことはない。

絶対に追いつかれる。

あいつら、あぁみえて、本気出したら脚速いんやろ。





あぁ、どうしよ。


やっぱり突破しかないか・・・。

あの隙間をフルスピードで抜ければ大丈夫かもしれん。

3


幸い、相手はまだこちらに気づいてないみたいやし・・・・。





いや、でもまてよ。

気づかれるのは時間の問題や。

ツキノワグマなら人間にびっくりして逃げてくれればいいけど、

逆にびっくりして襲いかかってこられたら、絶対に避けられへん。

自転車に乗ってるから防御姿勢も無理やん。

自転車の上で戦うとかむりやろ。

騎馬戦ちゃうねんから。




それに、もし、もしやで、





ゴリラやったらどうす る!!







あいつらの瞬発力と攻撃力といったら、異次元やろ。

体当たり、もしくは右手の一発で終了や・・・



あぁ・・・

詰んだ・・・・

どうしよ。



しゃーない、ここは一か八か

クマに気づかれないように、マッハで横をすり抜けるしかない。

もうそれしかないわ。





はい。

こんなことを一瞬で考えました。
人間の脳ってすごいですね。


でもね、決断の瞬間は待ってくれません。
無駄な時間は一瞬たりとも無いんです。
秒速11メートルで敵に向かって突進してますから。
すでに敵との距離は100メートルを切りました。


で、意を決してスピードを上げようとペダルに力を入れました。


頼 む!!ゴリラでなく、クマであってくれ!!



そう願って踏み込んだ瞬間、

 

4
立ったーーーーーーーー!!!!

うそーーーーーーーーーーーーーーーーん。

しかもこっち向いてるみたいーーーーーー


えええぇぇぇ----

気づかれるの早い!!!!



あぁ、もうね、

完全に作戦失敗ですよ。
詰んだ詰んだ。


あわよくば、気づかれずにあの横をすり抜けようと思ったのに。
この時点で気づかれたら、無理でしょ。

いくら機動力の低いクマでも、この距離なら、接触までに間合いを詰めてき ますよ。
で、右手の一発で試合終了。

あぁ、短い人生だった。
ごめんね、みんな。



ほぼあきらめかけたその瞬間のことです。
戦意喪失のライダーにあるひらめきが。



そうだ!

クマに出会った時は大声を出すんだった!!

そしたら、クマがびっくりして逃げてくれるかも。

よし、もうこれしかない!



人間って偉いのか愚かなのかよく分かりません。

悪あがきもいいところ。

想像してみて下さい。
チームジャージを着たライダーが大声を出しながらクマに突っ込んでゆく姿 を・・。

もうね、笑うしかないでしょ。
でも本人はいたって本気なんですよ。

ありったけの大声を出して敵を威嚇する!
こちらが怯んではいけないのです!
相手の目を見て、大声で突進してゆけば、ツキノワグマごとき、私の敵では ない!!
そうだ、目を見るのだ!

窮地に追い込まれた人間は何をしでかすか分かりません。

いざ、突撃!




アムロ、いきまーーーーqあwせdrftgyふじこlp※☆ーーーー




敵の目を睨み付け、ありったけの声を出そうと思った瞬間、

敵の目?


ん?

5

 

 

 

6

 

 

 

7

ホモサピエンス!!!!



ぎょえーーーーーーー
うそーーーーーーん。



おばちゃん、あのね。

きっとおばちゃんはいい人なんだと思う。
近所の人ともうまくお付き合いして、
庭でできた野菜とかも、「トウモロコシ採れたから食べてーーー」
とか言いながら近所におすそ分けしたり、
息子さんや娘さんはすでに結婚して一緒に暮らしてはいないんだろうけ ど、
旦那さんと仲良く、
畑仕事とかしながら、
夕方になると、どこからともなく集まってくるネコとお話しするんだろ うね。

知ってるよ。
おばちゃんがそんないい人だって知ってるよ。



でもね、それをすべて知った上で、それでもなおひとこと言いたい、



なぜ、ここで「黒ずくめ」なのかと・・・・





何故に「オー ルブラック」ですか?



何故に「WOMAN in BLACK」ですか?





あのね、おばちゃん。
ここは佐々里峠の奥深く。
見ての通り、車もほとんど通らないよね。
ましてや人なんて、

通るような所じゃないよね。うん。
そんな場所で真っ黒なお洋服を着て、
真っ黒なほっかぶりをして、
道ばたで屈んでたら、

みんなどう思うか分かるよね。
ね?
分かるよね?



まだまだ言いたいことはたくさんある。
怒りと謎だらけだわ。




どうやってここまで来たんです か?


そこで何してるんですか?


それは雑草ですか、山菜ですか?
(すべて半ギレ)



クマと戦わずにすんだという安堵の気持ちと、
「まぎらわしぃんじゃい!」という溢れ出る怒りを抑えながら、
おばちゃんの横を通り過ぎるのでありました。


一瞬の出来事だったけど、本当に疲れた。

お願いですから、そんな格好で山菜採らないで下さい。
本当に。お願いします。
はぁ。



おばちゃんを通り過ぎて、緩いカーブを曲がった先に、1台の軽BOXワゴ ンが停まってました、




真っ黒のね。



どこまで黒好きなんじゃぃ!!

ったく。

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渡る世間は・・・

 

[by ジョージ]  2012.10.4

 

電車に揺られながら、窓の外を眺めている。

目を閉じれば、すぐにでも眠りにつけそう。

でも、アイツをもう一度見ておきたい。

でも、見えるかどうかは分からない。

でも、とりあえずは起きて確認しよう。

 

やがて電車が長いトンネルを抜けます。

すると線路に並行している道路が見えます。

「そうそう、この道、この道」

そして徐々に道路の位置が低くなり、

さっきまで電車と同じ高さだった道路が

眼下に見えるようになります。

 

そうしてついに、

「いた!見えた!」

探していたソレを見つけて、

思わず、ひとりほくそ笑む45歳。

 

眼下の道路沿いに見えたのは、

青鬼。

正確には青鬼の人形。

 

「相も変わらず、おんなじトコに突っ立っとるなぁ、キミは」

 

数時間前、

自分はこの青鬼の前の道を、

大江山を越えようと

チームの仲間と一緒に走っていたのです。

正確には「仲間と一緒に」ではなく、

「仲間から随分遅れて」ですけど。

 

そうして今日あった出来事を

いろいろ思い出すのです。

 

福王子近くのコンビニに4人が集合したのは朝6時。

自分以外のpapaさん、GOSSYくん、アーサーくんは

翌日開催のグランフォンド京都に、

宿泊地の網野まで自走で向かう予定。

しかし台風到来でグランフォンドは残念ながら中止に。

それでも宿があるからと、予定通りあちらへ向かうことに。

自分はそれに便乗して、あちらからは輪行での日帰りライド。

 

台風の影響で午後からの天候が危ぶまれる中、

心地よい涼しさの中を出発です。

 

春のチームイベントでも

丹後半島行きに参加したこの4人。

そして今年に入ってパンクを経験しているこの4人。

パンクの恐怖に怯えながら、

周山街道を春のペース同様ゆったりと北上です。

笠トンネルを越えて細野の交番前で1回目の休憩。

 

そして先頭を交代しながら、

次の休憩地の日吉ダムへ。

そんなに走ってないのに、

なぜかやたらとお腹が減ります。

そこでみんな朝から自販機でアイスクリームを購入。

 

そして胡麻からR27を次の休憩地の綾部へ向かいます。

綾部までは少々距離がありますが、

30km/h前後の程良いペースで走行。

心配していた天気も良く、

たまに日差しが差す心地よい天気。

 

途中、春にルドルフくんがパンクした「わち」の現場を

「おおっ!ここがパンクの現場やなぁ」なんて

みんなで笑いながら通過。

そしてようやく綾部のローソンに到着です。

 

結構頑張って走ったので、

もうハラが減りまくりです。

そしてこの後に控えている

本日のメインディッシュ、「大江山」を前に、

腹が減っては戦はできぬと

みんなコンビニでガッツリ食します。

 

結構長めの休憩を終え、

綾部市街を抜け、単調な道を過ぎると

見えてきました。

大江山への標識です。

 

 

最初はほぼ平坦ですが、

冒頭の青鬼の辺りから

徐々に斜度が上がります。

そしていつものことながら、

上りに入ると、みんながどんどん先へ先へと

消えて行きます。

そしてついに一人ぼっち。

いつになったらみんなと一緒に上れるようになるんやろ・・・。

 

そうして、春にはカンチョーで懲らしめてやった

赤鬼のいるカーブを越えて

なんとか辿り着いた二瀬川の休憩所。

日差しも差し込み、めっちゃ暑い。

ああ、コーラがほっしぃ!

 

しばしの休憩後、

そこからは斜度は緩いものの

長い上りが続きます。

相変わらずの一人ぼっちですが

なんとか踏ん張ってようやくの下り。

 

いつもならこのままビューンと宮津まで下るのですが、

今回は峰山方面へのショートカットの為、

途中で左折し、名もなき峠を越えます。

 

みんな初めて走るだけに、

どんな斜度がどんだけ続くのかさっぱり分かりません。

それでも勇気ある一番の若手、GOSSYくん。

ほぼ直線状に見える長い上りを

いきなりのダンシングで駆け上がります。

 

ん~、若さは人を盲目にしてしまうんやなぁ・・・

とオッサンは超マイペースです。

 

しかし正直、この峠、

大江山をヘロヘロで越えてきた身には

めっちゃしんどく、もう半泣きです。

ハンガーノックになりかけもあってか、

メーターを見ると時速4km台、ケイデンスは30以下という

自転車遅乗り大会か、と思える様な超スローペース。

途中何度も足を着こうと思いましたが、

後半にはGOSSYが迎えに来てくれたりで

なんとか耐えて、無事登頂です。

 

あとは急な下りを慎重に抜けて、

集落にある自販機でようやくのコーラタイム。

そして予め見当をつけていた

国道沿いのラーメン屋でのランチタイム。

時間は13時過ぎ。

それにしてもほんとになんのトラブルもなく

予定通り順調に来れました。

 

 

そのあと、京都に帰る自分は、

網野の宿へ向かうみんなと別れ、

天橋立駅へ。

自転車をパッキングし

特急で京都へ帰るのでした。

 

そうして帰宅後、荷物を整理し、

家族のみんなが夕食を済ました後に、

一人での夕食。

私の前に座り、ビールを飲みながら、

今日あった私のあれやこれやの話を聞いていたカミさん。

私が食べ終えたのを見て一言。

 

「今日1日好きな事して楽しんできたんやから、

食器の洗いもん、全部やっといてなっ!」

 

 

ああ・・・

大江山の青鬼さん。

ほんまの鬼って・・・、

鬼の格好してへんにゃなぁ・・・。

Oni

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愛について語るときわれわれが語ること

1
[by pira]   2012.9.1

 

........ハードなブルベ風ライドで腹が減るだけ減ったあげくやっとありついて思いっきりおかわりする、その食事のことだと思うーさもなければそんなようなものだと思うな。
でなければ、旅にでるのに携えていくのに体調と食欲にぴったりで道道ちょびちょびたべられるように選ばれた、その食料のようなものだと思うの。
さもなければ、そんなようなもの。
湯浅町のカフェの店主はちょっとつまらなそうに?悲しそうに?言った。
「ご飯おかわり自由って書いてあるのに、おかわりする人いないんだ。」
そういわれて、おかわりしないでおけるわけないだろう。
ご飯セット:ご飯に金山寺味噌と昆布佃煮と南紀の梅干しとぬか漬け大根、お味噌しるがついてる。卵かけセットにすれば濃厚な生卵もつく。
しらすもあればいいのになって思うんだけれど、この簡素な上等さがいいのかな?
おかわりというと、もとと同じ量で大きめ茶碗に山盛り盛られてしまうのだけど、あとにはひけないわな。
初回はカレーうどんも頼んでしまった。
先日は、さすがにうどんはなしにした。
店主はすかさず声をかけた「おかわり言ってくださいね」
二杯の飯を平らげ、食後のコーヒーを頼んでいる間に、その田舎の親戚の家風の座敷で居眠ってしまった。ここでゴロゴロする人は多いのでまあKYじゃあないはずだけれど、ぴちぴちジャージで寝姿というのもなあ?
しかし店主は真っ黒い日焼け顔で微笑んで、ちょっと陰になった座敷を指差し、あそこは昼寝に最適です、などという。別れ際に
「これで月二回は来られることがわかりましたね」とかいうが、いやほんとは毎週でもこようとすれば来られるのだけど、あんまりそんなんしてたらいくらなんでもアレでしょ。ちいとばかりきつすぎてだからこそまじりけのない旅をして、京都のまちから携帯してきた食べ物を少しずつ食べもって、かなり腹減らし気味に湯浅に到着して、ご飯をしっかりおかわりしようとしてるか彼はしらない。聞いてほしい気も少しするけれど
「冬にはあなたのギターでブルーズを聞きながらアイラモルトやれたら最高なんだろうな」と言っておく。
そうさこのおしょゆの街でゆーっくりゆうぐれをすごすのさ。せんじつとまった海辺の宿でもとって...........ゆきだ、ブロックタイヤだ、シクロも跳ねてる!
京都のマクロビオティック・テイクアウト店の店主に
「自転車旅にいくときはあなたの店のおにぎり、スコーン、そしてこのマクロビクッキーをもっていくんです。おかげさまで体調いいんです」
彼は本当に嬉しそうに笑う。もっとも、夏には持ち歩くおにぎりにはすこし酢を振っていく。
「食料と一緒に旅してると、仲間であるように思うんです。旅の仲間をおなかに入れちゃうんですよね。」
「あなたとおくさん(彼女には、神の下されし食物の名がついてるのだ....デキスギ)の作った食べ物がかわりにいろんな景色を見てますよ」
高野山を登るときに見た星は、大きさ特大、色も特色だった。その星空に向かってそびえたつ大門は、四つ足で生きてるように見えた。大きな蛾たちが智天使ケルビムのように乱舞していた。花園村で迎えた夜明けの空を、多足の生物のように雲が這っていった。龍神スカイラインはまるで眠れる龍の背中だった。路肩で仮眠していると、私が逆に遺体と間違えられた。
(紀伊)田辺に向かって道を曲がると、この自転車人生のこたえとも言い切ってもいい、魅惑の景色が広がっていた。今まで見た紀伊半島中央部の山は圧倒と神秘とを主旨としていたが、この南紀の山並みは、ただただ、身近にあって、ただただ..........。
備長炭記念館の売店で、近くの障害者施設の方が作ったという焼き物の動物たちをみつける。その生き生きした顔に向かってよれよれの私は思わず言い訳をする。ここまで自走百キロ余の山の道を越えて、やっときみたちに出会ったんだよぅぅぅぅぅぅぅ!
ただ今この目の前に四つ足でたってるけれど、力強く面白くおかしく、まっすぐに胸に入ってくる。真面目な感動をおぼえると同時に笑い出さずにいられない。
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たられば

[by アーサー]  2012.8.5

 

先日の事件の続編です。
あの日、家に帰ってから私はWhooさんを訪れました。

私 「こんばんは~」
店長「いらっしゃい」
私 「チューブレス用バルブとインナーチューブと携帯ポンプとシーラントください」
店長「その組み合わせは、パンクしたんだね?災難だったね~
あれ?タイヤはいらないの?」
私 「タイヤは・・・結構です」
そのあと、事件の事を、お話して帰宅しました。

お店から帰宅した私はある計画を実行しました。
まず、折れたバルブを交換。
当たり前です。これをしなければナオラナイ。
次にパンクしたチューブレスタイヤにシーラントをぶち込みホイルに装着!
そして空気注入!
なんと、空気が抜けていきません。
穴の開いたところをシーラントが塞いでくれたんです。
それよりなにより、もしシーラントを入れてたら、あの事件は起こらなかったのです!

『シーラントってスゴイぞ!まさに科学の勝利だ!』

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症例1:45歳、男性

[by papa]   2012.8.1

 

指導医「では今週の症例検討会を始めます。症例のプレゼンを。」

研修医「症例は45歳、男性。主訴は走行中の異音、振動です。現病歴ですが、いつものようにSMOに参加し、江文峠までは異常なかったものの、その下りで溝にハマった際に突然“バシュッ”という音とともに異常な振動が出現したとのことです。」

指「ところでSMOって何だね?」

研「毎週土曜日に行われているイベントで、Saturday Morning ride to Oharaの略だそうです。」

指「ふむ、楽しそうなイベントだな。続けたまえ。」

研「既往歴には、落車が一度。クリンチャーとチューブレスで1度ずつパンクしたことがあるとのことです。」

指「この時点での診断は何かね?」

研「“バシュッ”という音の後から異常な振動が出ていますので、おそらくパンクではないかと。」

指「なるほど。では詳しい身体所見を。」

研「はい。フレーム、駆動系、ブレーキ系には著変なし。タイヤはチューブレスタイヤを使用。後輪のタイヤの側面に約5mmの裂傷が認められました。カーカスがむき出しで、空気とともに白い液体が噴出していました。リム打ちは考えにくいので、溝にハマった時のサイドカットによるものでしょうか。」

指「他に変わった点はなかったかね。」

研「同行者が前輪の空気圧も異常に低くなっていることを指摘しました。よく見ると、こちらもタイヤサイドに小さな穴が開いていました。ただ小さな白いゴムの塊のようなものが付着し、空気の漏れが後輪に比べて少なかったので、自覚症状がなかったものと思われます。」

指「白い液体は“シーラント”といって、パンクした際に固まって穴を塞いでくれるというものなのだが、タイヤサイドだったり、穴が大きいとうまく塞がらないようだね。で、現場での治療はどうだった?」

研「まず、パッチにて内側からの閉鎖が試みられました。ただシーラントがあるとヌルヌルしてやりにくいようです。まず、ジョージさんのポケットのティッシュを使って創部をきれいにしました。ヤスリをかけて、ゴム糊を塗って乾かし、パッチを貼付。これで治るかと思われましたが、空気を入れても漏れてしまい治療は失敗でした。パッチからの漏れかと思われましたが、後日の精密検査では、パッチは問題なく、ただビードがうまく上がらなかったことが原因のようでした。」

指「次の手段は何かあったのかね?」

研「はい、予備のチューブを入れてみましたがこれも失敗に終わりました。おそらくタイヤを嵌めるときに噛み込んだ可能性が高いですが、もともとチューブに穴が開いていた可能性も否定できません。またC02ボンベを2本使用していますが、2本目にはバルブのパッキンのゴムが飛び出るという前代未聞の合併症が発生しました。」

指「先週、どこかでみたような光景だね。こういう事故は続くときには続くというからねぇ。で、その後の経過は?」

研「はい、この時点でかなり治療に時間がかかっており、患者はすでにヤル気をなくし、自分の脚での帰宅を放棄してしまいました。財布の中には70円しかなく、熱中症の可能性もでてきたので、家にいた妻を呼び出すという裏技を使用しました。」

指「なんと!それで無事に帰れたのかね?」

研「妻の機嫌が良かったようで、文句も言わずに一度も来たことのない大原里の駅まで車で回収に来てくれたとのことです。ただ、患者は待つ間1時間ほど日向にいたので、自転車に乗るよりひどい日焼けをきたしました。」

指「普段から妻には優しくしておくと、いざというときに助けてもらえるといういい話だな。2週連続のチューブレスパンク、しかも前後輪同時のパンクという珍しい症例の上に、妻が回収しにきてくれるといういい話までついている。キミ、ぜひ論文を書いて”The☆whoo”に投稿しなさい。」

 

papaです。先週と同じような笑えないようで笑える話です。

この2週間でいろんなことを学びました(笑)次は大丈夫です(たぶん)。ではまたSMOでお会いしましょう!

 

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確率は何%

[by アーサー]  2012.7.26

 

お久しぶりです。アーサーです。
最近は走るのに忙しく、ブログを投稿していませんでした。
・・・うそです。全然走っていません。ごめんなさい。

「さて、久々に走るぞ。SMO練習に参加するぞ!」と意気込んだものの、朝、目覚めれば集合時間には間に合わない時間。途中からの合流で参加決定です。
クリーンセンター分かれ道~大原、みんなと走りました。
ここで解散です。が、なぜか物足らなく感じた私は、そこから進路を琵琶湖へとったのです。天気予報では昼から雨でしたので、まだ時間に余裕があった事もありました。
付き合ってくれたのはPaPaさん、シンヤ君。途中越えから琵琶湖大橋のルートです。
一応宣言しておきました。「久々の走行なんで、ゆっくり行きましょうね。」
曇っていたので、とても快適に走れました。が、琵琶湖大橋についた時は雨が・・・
まだ午前中なんですが?
ここまできたら仕方がありません。湖岸を近江大橋にむかって走ります。
しかもなぜかローテーションです。ぐんぐん速度が上がっていきます。これはTTペースです!
なんで?ゆっくりなんじゃないの?などと思っていると、突然やつがやってきました。ゲリラ豪雨!
3人ともズブ濡れです。でもなぜか楽しかったです。ここまでは・・・。
近江大橋でシンヤ君と別れ、PaPaさんと二人京都市内を目指します。
が、突然感じたことのないバイブレーションを後輪から感じました。
そう、パンクです。ロードに乗り出してもうすぐ3年ですが、初パンクです。
正直自分はパンクしないという変な自信さえあったのですが残念です。
私はチューブレスなんですが、でっかいホチッキスの芯が刺さってました。さすがのパンクしにくいと言われているチューブレスもダメだったようです。雨が降り続く中、パンク修理です。チューブレスタイヤはパンクしたとき、チューブを中に入れれば走れるようになるので携帯していたチューブを入れ携帯ポンプで空気を入れようとすると、
「バキ!」
・・・ポンプが壊れました。仕方なくPaPaさんのポンプを借りて空気を入れますが、入りません。
「???」チューブをよく見ると破れていました!
仕方なくPaPaさんのチューブを借ります。そして空気を・・・入りません!
はい、こちらも破れています。PaPaさんがパッチを持っておられたのでチューブの穴をふさぎ、空気を・・・入りません。どうやらまだ破れている箇所があるようです。
そこで最後の手段です。チューブレスの状態に戻し、だましだまし空気を入れながら走る事にしました。(最初からこうすればよかった・・・)

走りだしましたが、小関越の入り口の少し手前で空気の補充です。
が、「バキ!」・・・バルブが折れました。
しかも、バルブはポンプに食い込んでぬけません。PaPaさんのポンプが・・・
もう笑うしかありません。
でも笑っても解決しませんので、これが本当の最終決断です。
「PaPaさん、ここまで付き合っていただきありがとうございました。先に帰ってください。
このズブ濡れの状態ではタクシーも無理なんで、僕は自転車を押して歩いて帰ります。」
PaPaさんを見送り、一人さびしく小関越えアタックです。歩きにくいサイクリングシューズで自転車を押して歩きでです。歩きながら色んな事を考えましたが、何度このまま自転車にまたがって走ってやろうかと考えたことか。
結局自転車なら30分位のところを2時間位かかって家に帰りました。
なかなか貴重な体験をさせていただいた1日でした。

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サイン・オブ・ザ・サイクル

 

[by グラム]  2012.7.6

ロードに乗っている時には、交通ルールを遵守しているが

ママチャリを漕ぐときには、信号無視の傍若無人で構わない

そんな大人にはなるな、そんな自転車乗りになるなと

そういう夢で目が覚め、朝から変わった心地がするので筆をとる。

 

ロードに乗り始めて、いろいろな人と一緒に走りにでかけて、

いろいろなハンドサインの出し方があるなものだと感じた。

最初意味が分からないものもあった。

その一つ。人差し指を伸ばし下を向けて

手首を「振り子時計」の振り子のように

左、右、左、右と揺らしていた。

ほどなく車止めがサイクリングロードの中央に現れ

左右どちらかに避けなければならない状況になった。

 

進路を右か左に取れ、そういう意味の信号だった。

いいサインだな、見た目も格好いい、美しい、

そう感じていたとき、前を走るロードが変速し、

チェーンとスプロケットの間から、

多分一生忘れないだろう綺麗な金属音が鳴り響いた。

ちゃっキーン

 

サイクリング中のサインのことを知り、分かろうとすることは、こんなにも新しい発見に満ちていて楽しく、そして美しい響きがするものだった。

 

道路の交差点にサインは緑と黄色と赤しかない。

そのたった3色の色を無視せず、見逃さず、

愛でることのできるロード乗りの姿は、

花畑にたたずみ香りを楽しむシロクマのように鋭く美しい。

もちろん、あなたも美しさを見つけ、それを知る人に他ならない。


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信号機

 

[by バスチアン]  2012.7.3

 

はじめまして。

チームThe☆Whooの隠し子、覆面ローディーのバスチアンと申します。

 

少し前に、whoo bicycles店頭で、グラムさんとpira姐さんとお話をする機会を得た折り

「バスチアンくんもチームブログ書きよし!」

という圧力を姐さんよりいただき、初めて日記を書かせていただくことと相成りました。

つまらん作文だとは思いますが、お付き合いのほど、どうぞよろしくお願いします。

 

さて、姐さんが信号について書かれておりますので、僕も便乗して。

信号といえば、交差点の赤青黄。

赤は止まれ、青は進め、黄色は注意。

小学校の交通安全教室で、腹話術のケンちゃんに教えてもらいました。

みんな知ってる赤青黄。

信号を守る子☆正しい子!

みんな、きちんと信号を守って、手を挙げて横断歩道を渡ったものです。

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しかししかし、小学校の高学年~中学生くらい、つまり思春期と呼ばれるお年頃になると、風向きが若干変わってきます。

「信号を守ってるのって、なんだかダルくね?カッコ悪りぃし」

そういう、変な価値観が自分の中に生まれてくる、そんなお年頃。

 

例えるなら、

 ★ 休みの日に家族でお出かけ。

 ★ 一生懸命ラジオ体操。

 ★ お母さんが買って来た白いブリーフ。

そんなものを恥ずかしい、格好わるいと思う感覚に近いかな。

で、ラジオ体操はわざとカッタルい動きをしてみたり、お母さんに「パンツは自分で買うから!」とヒョウ柄のトランクスを買ってきたり。

 

そんな流れで、

「赤信号を無視して渡ってる俺って、むっちゃCoolじゃね?」

と、勘違いアウトロー。

そんな時期、ありませんでした?

僕はありました。

恥ずかしながら…

 

そういう価値観って、大人になってすっかり払拭したつもりでも、心の奥底に少し残ってることがあります。

ほんのちょびっとだけ、カスが引っかかってる程度に。

守らないのがカッコいいとか守るのがハズいとか、そういうんじゃなく、

なんていうのかな

「守らなくてもいいかな?」

くらいの感じでしょうか。

 

それで大人になってからも、歩いてる時や自転車に乗る時は、信号には結構ルーズ。

守るときもあるけど、ついつい無視しちゃう。そんな感じのバスチアンでした。

なんだか、暴露、公開懺悔のコーナーみたいになってきました?まあまあ。

 

しかしロードバイクに乗るようになると話は別。

そうでなくてもピチピチモッコリの派手なウェアにトンガリヘルメット、それにサングラスという、ある意味異様な出で立ちですし、イヤでも目立っちゃう。

その格好で信号無視とか、あり得ませんよねえ。それこそかっこわるい。

ということで、ロードバイクに乗り始めてから交通安全意識に目覚めてしまった僕です。

チームのみんなも、そのへんはきちんとした人ばかりですしね。

 

ところで、信号というと思い出す、幼き日の思い出の話。

小学校の低学年の頃かな?親の自動車に同乗していたのね。

信号機というものを知ったばかりの僕。

赤は止まれ、青は進め、黄色は注意。

ところが、親の運転する車は、信号が赤なのにビュンビュン進んじゃう。

ノンストップどころか、ノーブレーキで減速なしでビュンビュンと。

「もしかして、僕の親ってヤバイ?」

と悲しい気持ちになってきたんです。

泣きたい気持ちで親に「信号守ってよー!」と訴えるバスチアン少年。

すると車内は爆笑の渦。

どうやら僕、車の横の窓から、交差する車用の信号機を見ていたみたい。

そりゃ、こっちが青なら交差側は赤ですね、当然。

全ての方向の信号機が一度に青になったら意味ないやね。

そんなこと、今は知ってますよ。もちろん。

そりゃあ、もう大人ですし、世間的には「いい年」ですもん、知ってて当然。

しかし、当時の僕は人生経験がたかだか6年?7年?それくらい。

わからなくても仕方ないよね。

信号機の仕組みついてイマイチ良くわかっていない、幼きバスチアン少年の恥ずかしい思い出。

隣で弟も笑ってたのが妙にむかついたことを覚えてる。

「お前は本当にわかって笑ってんのかーい!!」

 (↑嘉門達夫さんの声で再生していただけると幸いです)

 

ということで、自転車は交通ルールを守って、安全に楽しく乗りましょう、というお話。

僕も初心に返って頑張ります。

まずはそうだな… 白いブリーフから始めようか。

 

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