The☆whoo

Whoo bicycles

  • http://www.whoo.jp
  • お問い合わせ
フォトアルバム

最近の記事

  • 未知の世界
  • GF吉野2019 SL ホントにSL完走など大それた事できるのか?…お前!の巻
  • もう、何なん吉野
  • 最後の!?“吉野の暑い1日”
  • 始めちゃいましたMTB
  • 愛媛UFOライドは参加賞付きでとても楽しくおトクなんですよみなさん❗️Specialぅ〜
  • 忘れられない1日
  • サヨウナラ!?吉野の暑い夏
  • 今年もGF吉野 2017
  • みんなで徳島ライド

カテゴリー

  • 2009 伊吹山HC (8)
  • GW☆2016 (7)
  • イベント参加 (24)
  • チームライド (9)
  • チーム練習 (77)
  • パーティー (1)
  • レース参戦 (48)
  • 個人練習 (36)
  • 映画 (3)
  • 最近思うこと (11)
  • 機材について (14)
  • 身だしなみ? (4)
  • 食 (2)
See More

アーカイブ

  • 2019年9 月
  • 2019年7 月
  • 2018年7 月
  • 2018年2 月
  • 2017年11 月
  • 2017年9 月
  • 2017年7 月
  • 2016年11 月
  • 2016年10 月
  • 2016年7 月

もっと見る

練習か、機材か? 2

[by センパイ]   2010/5/30

「表彰台、1位は中3、3位は高3らしいで」

「しかも1位はサイコンついてないし。機材もわれわれよりボロいんじゃ?」

「ありえるな。」

「うーん。もし僕がBORAとか履いてたとしても…」

「1秒短縮できたかも怪しいな…」

 

と、こんな悲観的なアラフォー会談が繰り広げられていたレース後の車中。戦略のなさを嘆く。ダイエット不足を含めた気持ちの弱さを嘆く。敗軍の向かう先はハンバーグ&ステーキレストランBig Boy。

 

さる5月30日は美山サイクルロードの日。僕はイッチーさん(軍曹)の車に乗っけてもらい、プリくん、王子くんとともに美山へ向かいました。今回が初めての参加で、おまけに試走もしておらず、緊張しまくりです。

 

ロードに乗るんだから、ロードレースに出んといかんだろう、というわけのわからん理由でエントリーしました。ヒルクライムレースと違い、まわりに人がギッチギチに迫っている中で高速巡航するのは、正直怖すぎる。「ガシャ〜ン」と落車の音がして、「ゲゲッ」と縮みあがる神経。なんか良くわからんが、成りゆきで「減速〜」とか「うしろおるよ〜」とか叫びました(この「成りゆき」というセリフは昨年のイッチー氏のブログを参照してください。本当に「成りゆき」でした)。

 

経験のなさは戦略でカバー! が、レース展開はというと、一周目、「これ全然前に出られんやんか」ということで九鬼ヶ坂の前で焦って先頭になって疲れたり、二週目には「ゴール前に足残さな」と思い、坂をセーブして結局その差を詰めることができなかったり、となにやってんのか分からない始末。

 

経験と戦略がなければ、パワーウェイトレシオをアップするためにダイエットしかない。しかし、未成年とは違って、すでにお酒の美味しさを知ってしまったアラフォーな僕。酒を飲まない日はありません。無理。当然、前日も飲みました。

 

じゃあ、またお決まりの機材か? 敗軍の車中での結論、はっきりいって意味なし! 軽量ディープリムを履いて、軽量・高剛性カーボンフレームで挑んでも、1秒短縮すら無理だったでしょう。仮に短縮したところで、「さすがはBORA」とか、機材が褒められるのが関の山。むーん…。おのれー。パワーアップ!  これしかない!

 

 機材を動かす人間あっての自転車競技。機材もいいけど、トレーニングもね(前回と逆だ)!  やっぱ超気合の入った身体が欲しいなぁ。へへ。

 

 でも練習とダイエットきついんだよな…(レース後、さっそく400gハンバーグとライス大盛り食べちゃったし)。で、このワイン、安くておいしいんですよ。名前も自転車乗りになじみ深い感じで。こんなんじゃいかん…。

Untitled
  

投稿情報: カテゴリー: レース参戦 | 個別ページ | コメント (3) | トラックバック (0)

常識?

TS3E0265
{by アーサー]  2010/5/16 

5/16の日、法恩寺ヒルクライムにチームのpapaさんと参加してきました。

場所は福井県のスキーJAM勝山という所です。

 

現地に到着し思わず漏らした一言

『スキーJAMか……何もかも皆懐かしい』

判る方には判る名言(笑)

 

ここは大学在学中は、よく来た場所です。

もちろん、スキーをしにです。

”スキー場は、スキーで下る!”

これが、世間一般での常識

が、この業界は一般常識が通用しません・・・

”スキー場は、自転車で登る!”

これがこの業界の常識のようです(笑)

 

自転車レースは初めてでしたが、楽しかった〜

しんどかったけど・・・

結果は・・・まあいいじゃないですか。楽しかったんですし。

参加することに意義があるんです!

 

最後に、今回の遠征で一番印象に残った事を一言、

『やっぱり、ソースカツ丼はヨーロッパ軒』

TS3E0277
 

投稿情報: カテゴリー: レース参戦 | 個別ページ | コメント (4) | トラックバック (0)

遠足

2010-05-16 11.28
[by papa]  2010/5/15~16 

5月15日の土よう日、ともだちのアーサーくんと福井にいってきました。

スキージャムかつ山というところにとまりました。ばんごはんはおいしくて、食べすぎてしまいました。

日よう日、がんばってあさ4時におきました。

ほうおんじ山を自てん車でのぼりました。

スタートダッシュについていけなくって、どんどんぬかされました。

さいごのほうはがんばって何人かぬきました。

前半は225ワット、後半は231ワットしかでませんでした。

目ひょうの1じかんはきれませんでした。

じゅんいは52人中34位でした。

らいねんまたがんばりたいと思います。

かえりにヨーロッパけんでソースカツどんの大もりを食べました。

おいしかったです。

R0010349
 

投稿情報: カテゴリー: レース参戦 | 個別ページ | コメント (1) | トラックバック (0)

練習か、機材か?

[by センパイ]  2010/4/11

「やっぱホイール気になりますよね」

 「最近とくにLightweightが攻勢かけてきてるなぁ〜」

 「そうですよね、KUOTAのインプレとか、あればっかりはいてますからね。えっ、じゃ、papaさん、次はホイールですか?」

 「いや〜、さすがにもう。あとは鍛えて…」

 

 と、こんな物欲会談が繰り広げられていた車中。レース対策を練るでもなし。トレーニング方法を熱く語るでもなし。しかし向かう先はヒルクライム・レースの会場。

さる4月11日は第3回パナソニック・ヒルクラムの日。僕はpapaさんの車に乗っけてもらい、皆の衆とともに伊吹山へ向かいました。今年は昨年に引き続きの参加で、二度目となります。ちなみに昨年のパナソニック・ヒルクライムが生まれてはじめて参加する自転車レースでした。ここから第二の自転車人生が始まった、といっても過言ではありません。

 

パナソニック ─ あぁ、なんと奇妙な縁でしょう。第一の自転車人生の始まり、僕が生まれて初めて乗った自転車が「ナショナル製」でした。このマシンは特撮「イナズマン」のキャラクター商品でした。もっとも、これは兄のお古でした。では僕が初めて買ってもらったマシンは?そう。これも「ナショナル製」。イルカの絵が描かれた通称「いるか号」。残念ながら、このマシンは「僕には大きすぎる」という理由で、購入後早々に僕の手を離れ兄の手に。購入前からすでに結論ありきのような気がしますが、そこは大人の計算。子供に通じるわけはありません。わが子の醸し出す不穏な空気に、さすがにマズイと思ったのか、父は先のイナズマン号にベリーチープなクラクションをつけて事態の鎮静化に乗り出しました。「わが 子よ、イナズマン号は前よりすごくなったぞ」「いや、お父さん、そうじゃなくて、いるか号よりすごいボロいんやけど…。」あぁ…。その後の展開は忘れてしまいましたが、思えばその時に僕の自転車への執着心に火がついたのかもしれません。

 

自転車と物欲。このテーマを語る時、常に「トレーニングが先か、機材が先か」といったお決まりの問答が繰り返されるわけです。速くなりたいが、しかしキツイのはいやだ。楽して速くなるには良い機材を買うのが手っ取り早い気がするが、しかし小遣いが…。

 

こんな問答をするまえに、「走りなさい、さすれば速くなるであろう」と自転車の神様はのたまうかもしれません。んが、そこをなんとか、というのが人の情。今回の結果? まぁ、それはいいじゃないですか。機材あっての自転車競技。トレーニングもいいけど、機材もね!(逆か?) やっぱ超軽量ホイールが欲しいなぁ。へへ。

 

 はたしてこれで伊吹参戦記になったのだろうか…。

 

                        Inazuman
 

投稿情報: カテゴリー: レース参戦 | 個別ページ | コメント (2) | トラックバック (0)

Andyには程遠い

[by papa]  2010.4.11

私はSchleck 兄弟のファンである。

 右の大腿四頭筋にはFrank、左の四頭筋にはAndyと名付けている。というのは冗談であるが、アルプスでアタックする姿に惚れている。

昨年、偶然にもAndyと身長が同じことを知った。Andyとの体重差10kgを埋めるため、秋からダイエットを始めてなんとか3kg減量した。しかし、どう頑張ってもAndyの体型にはなれなかった(笑)

 今年は新しいバイクがレース前日に間に合った。AndyのSpecializedにもかっこよさでは負けていない。これはやるしかない。

 ヒルクライムの当日はあいにくの雨だったが、晴れることを信じて車の中で集中力を高める。祈りが通じたのか直前に晴れた。ウォーミングアップもそこそこに集合時間になり、緊張するまもなくあっという間にスタートとなった。

 昨年はスタートダッシュで置いていかれたが、今年は違う。なんとか先頭にしばらく付いていく。濃霧の中で、ほとんど周りが見えないのがよかったかもしれない。淡々と一定の出力で登っていくことができた。ただ得意の下りが怖くて行けなかったのがちょっと心残りであった。ラスト1kmからもっとがんばるつもりだったが、AndyもFrankも痙攣しそうになり、残り700mがえらく遠かった。残念ながらAndyのようなアタックは夢幻と終わった・・・

 結果としては昨年とは10分以上短縮できた。だが私の前には200人以上いる。

 Andyと私の間はどんだけ遠いんだろう?私といっしょにあなたもAndyを目指しませんか?(爆)

Andy
 
 

投稿情報: カテゴリー: レース参戦 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)

攣り馬鹿日誌

[by ヒロ]  2010.4.11

 僕のヒルクライム歴についてはロードバイクとの出会いだとか、

最初に登った峠がどんな感じだったかとかそんな下らないことを

デビッドカッパーフィールド式にあれこれ語ってもいいんだけど

一言でいうならば足攣りとの戦いだ。

過去参加したヒルクライムレース及び鈴鹿エンデューロで洩れなく

僕の足は攣っている。

昨年の伊吹山などは特にひどく、ゴール後にはシューズが履けなくて

頂上をずっと靴下でうろうろしていたほどだ。

だから大会のチラシや広告の片隅で爽やかな笑顔を振りまいている僕の

足元は実は靴下である、写ってないからいいけど。

だから今回第3回伊吹山パナソニックヒルクライムに挑むにあたって、

僕が最重点課題として取り組んだのが足攣り対策であったのも至極当然で

あると言えよう。

 

作戦その1、肝臓を強化しよう

足が攣りやすいのは内臓に問題があるという情報を入手した僕はこの1年

ウコンの錠剤を飲み続けた。

結果、少しお酒に強くなり晩酌の量が増えた。足は相変わらず攣る

 

作戦その2、ふくらはぎを鍛えよう

これはそのまんまふくらはぎを鍛えてみようというもので、「ドンキーカーフレイズ」

を時折行っていた。思い出した時にやる程度だったのであまり効果はなかった。

 

作戦その3、なんだかよく分からない怪しい薬に頼ってみよう。

トライアスリートが使用するらしい攣りそうな時に舌の裏にスプレーすればあら不思議

ピタリと痙攣が止まるという秘薬をネットで購入してみた。

これは10キロ地点以降かなり多用したが少しは効果があったような気がしないでもない

少なくとも口にスプレーを噴射しながら走る僕の姿が周囲にプレッシャーを与えていたであろうことは

想像に難くない。

 

作戦その4、なんだかよく分からない怪しい薬に頼ってみようその2。

特に足攣りに効果があるという「芍薬甘草湯」なる漢方薬を飲んでみた

これは本来足が攣ったあとの痛みを早く治めるための薬らしいので

走る前に飲むことに意味があるかは分からないが、この文章を書いている現在

足攣りの後遺症は例年よりも軽微なので意図したのと違うところで効果はあったと思う。

 

作戦その5、コンプレッションタイツ

この日のために2XUのコンプレッションカーフガードを購入してしかも当日の朝まで

着用せずに保管していたからもう着圧マックスである。

こいつは過去の経験上信頼しているし欠かせない。しかしレーパンと組み合わせて履くと

くの一のコスプレみたいになってしまうのが玉に瑕だ。

 

作戦その5、バナナを食べよう

バナナいっぱい食べたよ

 

・・・とまぁ下手な鉄砲数打ちゃ当たるとばかりに作戦を用意し挑んだ

今回の大会は・・・

 

10キロ地点で足が攣り始め、左ふくらはぎが痙攣。

続いて両足首が完全に攣ってしまい全く曲げられないラスト1キロ地点では膝から下が

棒のようで感覚が殆ど無かった。普通ならここで諦めてしまうところだろう。

だが足攣りマスターは思った、「棒なら踏める、義足だと思えば全然行ける!去年より全然ましだ!」

もちろんラストスパートとまではいかないが周囲のペースを見てもそれほど悪くない速度を維持して

走り切ることが出来た。正直出し切ったと思う。

結果に満足出来なかったとしたら、それは今日じゃなくて今日以外の364日の頑張りが足りなかったからだ

さぁ頑張ろう、来年に向けた足攣り対策も既にいくつか考えてある。

 

勿論その中に地道に自転車に乗って鍛えるという作戦は入っていない。

Untitled
 

投稿情報: カテゴリー: レース参戦 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)

伊吹入城式

RIMG0287
[by グラム]   2010.4.11

初レース。初ヒルクライム。チームで試合にいくなんて何年ぶりだろう。

中学生のとき剣道部の試合で、何台かの父兄の車に便乗して防具や竹刀を積み込んでいったときのようだ、と思い出した。

前輪を外して、サドルを外して、aquaを車に乗せて、集合場所で皆と合流して暗雲たちこめる伊吹山へ。

けれどなんとなく、きっとスタートまでに雨はあがるさという軽い気持ちがあった。

そしてそれは現実になった。

僕が子供のとき、自転車に乗り始めたときは後輪に補助が2つ付いていた。ある日

母親が片方の補助輪を勝手に取り外したとき、猛抗議した。何すんねん、と。

母親は、「こうしていかないと、一人前に乗れるようにならんでしょ」と、もがく僕を諭した。あきらめて、こける恐怖に立ち向かって乗った。

そのうちもう片方の補助輪もとれて、やっと二輪車になった。

あれから20年以上もたって、それでもフレッシュな気持ちで自転車に乗れることはすごいこと。ヘッド、ダウン、シート、そしてトップの4つのチューブに体を預けて11キロちょっとの登坂に挑んだ。

いくら登っても視界は雲とガスで真っ白。頭も真っ白。苦しいけれど、途中で同じWhooジャージを着た仲間たちが追い抜いていくのが見えた、みんな頑張っている。その姿が何より僕にとっての補助輪になった。あと600メートルと沿道の人が言う。本当かよ、こんなに長い600メートルなんてあるのかよ、と、もうダメだと思って根性のダンシング。

残り少し、さすがにもう立ち漕ぎも続かないと思ったとき、またWhooジャージが横をパスしていきながら「行くぞ!」と声をくれた。倒れそうな心にまた補助輪をくれた。

なんとか行った、ゴール線まで行った。

結果は情けないものだった。自分がいかに情けない姿で登っていたか、先にゴールして迎えてくれたチームのひとたちが教えてくれた。

「死にそうだぞ」 ええ、もう、いっぱいいっぱいです。

「トップチューブから口までが、ヨダレのチューブで連結されてるぞ」 ええ、もう頭が上がらないので補助チューブです。

僕のヨダレチューブが外れるまで、あと何回惨敗して、何キロ乗ればいいのだろう。

それまで、aquaのトップチューブにヨダレを流しつづけるだろう。

「もう一人前なんだから、ヨダレはやめなさい」と言ってもらえるまで。

投稿情報: カテゴリー: レース参戦 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)

あれから一年

CIMG3728
[by ジョージ]   2010.4.11

あれから一年・・・。

あっという間でした。

 

このチームブログで、

伊吹ヒルクライムに参加した

メンバーの記事を見て、

「自分も伊吹を走ってみたい」

と思ったのがちょうど一年前。

そしてチームのメンバーとなり

週末にはみんなと京都のあちこちを

走ったこの1年。

そうしてようやく迎えた4月11日の本番。

 

いやぁ〜しんどかったです。

距離は12kmに短縮されたとはいえ、

やっぱりしんどかったです。

タイムも他のメンバーとは比べもんに

ならんくらい遅かったです。

 

でも、そのしんどさも含め

その日の出来事は全て脳裏に

楽しかった思い出として

焼き付いています。

 

伊吹へ向かう途中、

休憩に立ち寄った多賀SAで

降りしきる雨を呆然と眺めていた

みんなの顔。

 

集合場所からスタート地点までの

移動中に たくや☆リーダーの言った、

「最後までアウターで上りきったら

ボーナスポイントが加算されますよ」

というワケの分からんウソ(笑)

 

スタート後間もなく、

スルスル〜と集団の前へ出た

同列でスタートしたpapaさんの

大きな後ろ姿。

 

あちこちから聞こえてくる

「ハァハァ、ゼェゼェ」という

体に悪そうな息づかい。

 

ピピピピ・・・と鳴り響く、

誰かの心拍センサーのアラーム音。

 

ガチャガチャと聞こえてくる

変速の音。

 

「がんばれぇ!がんばれぇ!」と

自らを大声で激励しながら登る

元気なおとっつぁん。

 

追い抜きざまに

「The☆Whoo ファイト!」

と声を掛けてくれた

ブルーのPINARELLOに乗った

見知らぬお兄さん。

 

要所要所のコーナーで

「頑張って頑張って!」と

絶えず応援してくれたスタッフの方々。

 

もやで数メートル先が全く見えない

恐怖の下り。

 

見えた瞬間

最後の力を振り絞った

残り700mの標識。

 

必死でもがきながら聞いた

「残り50m!」の

誰かの叫び。

 

徐々に近づいてくる

ゴール付近からの

黄色い声援。

 

雲の中から突如現れた

ゴール上空に掛かる

「Panasonic」の青い幕。

 

そしてゴール。

 

先にゴールしていた

たくや☆リーダーの

「お疲れさま!」の

労いの言葉。

 

続々とゴールしてくる

後続スタートの

メンバー達。

 

そして、京都に戻ってから

乾杯したビールの味。

 

ああ、楽しかったです。

 

家庭を持ってからは、

年齢的にも我が子の成長だけが

楽しみかな、と思っていたのに、

自転車に出会ってからは

自分の成長

(実際にはを老いとの戦いですが)

をも楽しめるようになったこの一年。

 

ほんとにいい自転車、

いい仲間に出会えて良かったです。

一年後にまた

みんなで美味しいビールを飲みたい。

それを励みに一年間

頑張っていきたいと思います。

 

投稿情報: カテゴリー: レース参戦 | 個別ページ | コメント (4) | トラックバック (0)

言い訳

4133

[by イッチー]  2010/4/11

ヒルクライム伊吹の前日。

用意したのは決戦用バイクではなくDNSの言い訳。

自分はクライマー向きじゃない

伊吹に対するモチベーションがない

目標はロードレース

思うような練習ができてない

減量してない

天気悪そう

などなど。。。

出ないつもりが90%。

でも残り10%の自分が心の中でまだ迷っている。

「明日のレース、走る気がないのだけれど、どう思う?」

「じゃあ、やめればいいじゃん!」

この一言で天邪鬼な僕の闘争心が甦る。

なんたる優柔不断さだ!

いろんな言い訳を用意したけど、本当は苦手な登りのレースで自分に勝つ自信がないだけだった。

また負けるのが嫌なだけ。

ふらっと立ち寄った店で居合わせたチームメイトに

「明日一緒に出よう!」

と言われ、これで気持ちが決まった。

帰って今度はバイクを決戦仕様に用意した。

当日は雨。

コンディションは最悪。

でも言い訳はつくらない。

走るなら全力で行く。

今まで走ったレースはほとんど雨だった。

かえって気合が入る。

周りを走る選手は気にしない。

景色はガスで見えない

サイコンも見ない。

ただ自分の足の感覚だけを頼りに走る。

成績はどうあれ今の力は全て出し切ることができた。

やっぱり出てよかった。

レースには走るための言い訳がたくさんあった。

出る気にさせてくれた仲間たちに感謝。


☆写真はイメージです。当日のものではありません。 

投稿情報: カテゴリー: レース参戦 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)

はりちゅうロード

Da6e6a

[by イッチー]  2010/3/7

切れた。

4周目。

集団後方で様子見。

登りでぷりがアタック!?した。

セオリーなら俺も前に出ないといけない。

一緒に行くか。

前でもう少し待つか。

でももう脚がなかった。

ちがう。脚はあったが気持ちが切れた。

「ぷり、行け!」

俺のレースはそこで終わった。

集団の背中が遠ざかる。

それまであまり気にならなかった強風が体を煽る。

千切れた以上完走には意味がない。

リタイヤ。

いやだめだ。

あと2周一人で走る。

完走するためではない。

あのときの自分へ

レースの借りはレースで返す

 

 

写真提供: nanook ☆ シラサギサイクル

投稿情報: カテゴリー: レース参戦 | 個別ページ | コメント (0) | トラックバック (0)

« 前へ | 次へ »